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2025年10月7日（火）に閉幕を迎えたパリ・ファッションウィーク（ウィメンズ）。締めくくりに、音楽トピックを一気に総ざらい。
目次
- 1 イートが VETEMENTS でランウェイデビュー
- 2 Saint Laurent のフロントロウに音楽界のAリストが集結
- 3 ロビンが Acne Studios のショーをサウンドトラック化、ヤング・リーンとのリミックスも初披露
- 4 A.G.クックによる Alexander McQueen のオリジナル・スコア
- 5 アニマが VETEMENTS のランウェイの音楽を担当
- 6 Maison Margiela の“ミニ・オーケストラ”
- 7 Daft Punk のトーマス・バンガルターが Anrealage と再タッグ
- 8 イートが VETEMENTS でランウェイデビュー
- 9 Saint Laurent のフロントロウに音楽界のAリストが集結
- 10 ロビンが Acne Studios のショーをサウンドトラック化、ヤング・リーンとのリミックスも初披露
- 11 A.G.クックによる Alexander McQueen のオリジナル・スコア
- 12 アニマが VETEMENTS のランウェイの音楽を担当
- 13 Maison Margiela の“ミニ・オーケストラ”
- 14 Daft Punk のトーマス・バンガルターが Anrealage と再タッグ
イートが VETEMENTS でランウェイデビュー
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グラム・グヴァサリア（Guram Gvasalia）率いる〈VETEMENTS（ヴェトモン）〉のショーは、毎回“見覚えのある顔”が登場するのがお約束。2024年9月はトラヴィス・スコット（Travis Scott）がオープニングを飾り、同ブランドのランウェイをこれまでに何度も歩いているアノック・ヤイ（Anok Yai）は、今季は自身2度目の春夏シーズンで“クロージングの花嫁”を務めた。さらにカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）もランウェイに初登場。音楽の時代感と強く共振するこのブランドだけに、世界的ラッパーがトップモデル2人と同じ舞台を歩くのも必然だ。そんな〈VETEMENTS〉の2026年春夏シーズンでは、イート（Yeat）が〈VETEMENTS〉の6-9ジャージをまとい、同ランウェイでついにデビューを果たした。
Saint Laurent のフロントロウに音楽界のAリストが集結
Getty Images/Wwd
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アンソニー・ヴァカレロ（Anthony Vaccarello）は、まさにアートなフロントロウの作り方を熟知していると言えるだろう。今季の〈Saint Laurent（サン・ローラン）〉のショーには、チャーリーXCX（Charli XCX）、ロゼ（Rosé）、ロール・モデル（Role Model）、ペギー・グー（Peggy Gou）、セントラル・シー（Central Cee）、テヤナ・テイラー（Teyana Taylor）、ハニー・ディジョン（Honey Dijon）といった錚々たるミュージシャンが顔をそろえた。
ロビンが Acne Studios のショーをサウンドトラック化、ヤング・リーンとのリミックスも初披露
13世紀に建てられたゴシック様式の教会『コレージュ・デ・ベルナルダン』を舞台にした〈Acne Studios（アクネ ストゥディオズ）〉のショーは、反逆のビートを堂々と踏み鳴らした。スウェーデンのポップ・レジェンド ロビン（Robyn）によるサウンドトラックには、“Fembot”やヤング・リーン（Yung Lean）のバースを加えた“Robotboy”のリミックスがラインアップ。ロビンはリーンを「kindred spirit（通じ合う存在）」と評し、「この曲は私のためではなく、彼のために作られたみたいに感じる」と語った。さらに音楽と服の「予期せぬ対話」にも触れ、「サウンドトラックを作ったとき私はまだコレクションの服を見ていなかったし、Acne Studiosも事前に音源を聴いていなかった。でも両者は“女性らしさ”という定型を問い直し、同時に祝福している部分に共通点がある。この文脈で自分の歌詞を聞くのは、とても楽しくて興味深かった」と続けている。
A.G.クックによる Alexander McQueen のオリジナル・スコア
音楽との親和性でも知られる〈Alexander McQueen（アレキサンダー・マックイーン）〉は、2026年春夏ウィメンズショーで再びトップアーティストを起用。A.G.クック（A.G.Cook） がショー音楽を担当し、ブランドの象徴的なドラマ性と野性的なエネルギーを融合させたサウンドスケープを創り上げた。今回のショーは、1973年公開のカルト的フォークホラー映画『The Wicker Man（ウィッカーマン）』 から着想を得たコレクションがテーマ。A.G.クックのサウンドは、そのスピリチュアルで不穏な世界観を音で描き出している。
アニマが VETEMENTS のランウェイの音楽を担当
〈VETEMENT〉のポストアポカリプスな世界観のショーには、アニマ（Anyma）とクリス・アヴァンギャルド（Chris Avantgarde）が今回のショーのためだけに作り上げた強靭なテクノ・サウンドトラックが寄り添った。全長13分のサウンドトラックは、現在は『Apple Music』で配信中。タイトルは“DOGS † VETEMENTS SS26 SHOW”だ。
Maison Margiela の“ミニ・オーケストラ”
グレン・マーティンス（Glenn Martens）による〈Maison Margiela（メゾン マルジェラ）〉のレディ・トゥ・ウェア初のショーは、期待を裏切らなかった。会場の一角には61人の若き演奏家から成るオーケストラが陣取り、ランウェイに呼応する魅惑的（時に混沌）な演奏を披露。彼らの年齢は7歳から15歳までと幅広く、全員がオーバーサイズの〈Maison Margiela〉のタキシードに身を包んだ。選曲は、モーツァルト、ビゼー、シュトラウス、ベートーヴェン、プロコフィエフといった古典の名曲をつなぐメドレーだった。
Daft Punk のトーマス・バンガルターが Anrealage と再タッグ
トーマス・バンガルター（Thomas Bangalter）が〈Anrealage（アンリアレイジ）〉のパリ・ランウェイを新たな高みへと押し上げた。元ダフト・パンク（Daft Punk）のメンバーである彼は、これまでにも先鋭的な同ブランドとタッグを組んでおり、両者初のコラボレーションは2025年秋冬コレクションのランウェイで使用したサウンドトラックだった。
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2025年10月7日（火）に閉幕を迎えたパリ・ファッションウィーク（ウィメンズ）。締めくくりに、音楽トピックを一気に総ざらい。
イートが VETEMENTS でランウェイデビュー
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グラム・グヴァサリア（Guram Gvasalia）率いる〈VETEMENTS（ヴェトモン）〉のショーは、毎回“見覚えのある顔”が登場するのがお約束。2024年9月はトラヴィス・スコット（Travis Scott）がオープニングを飾り、同ブランドのランウェイをこれまでに何度も歩いているアノック・ヤイ（Anok Yai）は、今季は自身2度目の春夏シーズンで“クロージングの花嫁”を務めた。さらにカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）もランウェイに初登場。音楽の時代感と強く共振するこのブランドだけに、世界的ラッパーがトップモデル2人と同じ舞台を歩くのも必然だ。そんな〈VETEMENTS〉の2026年春夏シーズンでは、イート（Yeat）が〈VETEMENTS〉の6-9ジャージをまとい、同ランウェイでついにデビューを果たした。
Saint Laurent のフロントロウに音楽界のAリストが集結
Getty Images/Wwd
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アンソニー・ヴァカレロ（Anthony Vaccarello）は、まさにアートなフロントロウの作り方を熟知していると言えるだろう。今季の〈Saint Laurent（サン・ローラン）〉のショーには、チャーリーXCX（Charli XCX）、ロゼ（Rosé）、ロール・モデル（Role Model）、ペギー・グー（Peggy Gou）、セントラル・シー（Central Cee）、テヤナ・テイラー（Teyana Taylor）、ハニー・ディジョン（Honey Dijon）といった錚々たるミュージシャンが顔をそろえた。
ロビンが Acne Studios のショーをサウンドトラック化、ヤング・リーンとのリミックスも初披露
13世紀に建てられたゴシック様式の教会『コレージュ・デ・ベルナルダン』を舞台にした〈Acne Studios（アクネ ストゥディオズ）〉のショーは、反逆のビートを堂々と踏み鳴らした。スウェーデンのポップ・レジェンド ロビン（Robyn）によるサウンドトラックには、“Fembot”やヤング・リーン（Yung Lean）のバースを加えた“Robotboy”のリミックスがラインアップ。ロビンはリーンを「kindred spirit（通じ合う存在）」と評し、「この曲は私のためではなく、彼のために作られたみたいに感じる」と語った。さらに音楽と服の「予期せぬ対話」にも触れ、「サウンドトラックを作ったとき私はまだコレクションの服を見ていなかったし、Acne Studiosも事前に音源を聴いていなかった。でも両者は“女性らしさ”という定型を問い直し、同時に祝福している部分に共通点がある。この文脈で自分の歌詞を聞くのは、とても楽しくて興味深かった」と続けている。
A.G.クックによる Alexander McQueen のオリジナル・スコア
音楽との親和性でも知られる〈Alexander McQueen（アレキサンダー・マックイーン）〉は、2026年春夏ウィメンズショーで再びトップアーティストを起用。A.G.クック（A.G.Cook） がショー音楽を担当し、ブランドの象徴的なドラマ性と野性的なエネルギーを融合させたサウンドスケープを創り上げた。今回のショーは、1973年公開のカルト的フォークホラー映画『The Wicker Man（ウィッカーマン）』 から着想を得たコレクションがテーマ。A.G.クックのサウンドは、そのスピリチュアルで不穏な世界観を音で描き出している。
アニマが VETEMENTS のランウェイの音楽を担当
〈VETEMENT〉のポストアポカリプスな世界観のショーには、アニマ（Anyma）とクリス・アヴァンギャルド（Chris Avantgarde）が今回のショーのためだけに作り上げた強靭なテクノ・サウンドトラックが寄り添った。全長13分のサウンドトラックは、現在は『Apple Music』で配信中。タイトルは“DOGS † VETEMENTS SS26 SHOW”だ。
Maison Margiela の“ミニ・オーケストラ”
グレン・マーティンス（Glenn Martens）による〈Maison Margiela（メゾン マルジェラ）〉のレディ・トゥ・ウェア初のショーは、期待を裏切らなかった。会場の一角には61人の若き演奏家から成るオーケストラが陣取り、ランウェイに呼応する魅惑的（時に混沌）な演奏を披露。彼らの年齢は7歳から15歳までと幅広く、全員がオーバーサイズの〈Maison Margiela〉のタキシードに身を包んだ。選曲は、モーツァルト、ビゼー、シュトラウス、ベートーヴェン、プロコフィエフといった古典の名曲をつなぐメドレーだった。
Daft Punk のトーマス・バンガルターが Anrealage と再タッグ
トーマス・バンガルター（Thomas Bangalter）が〈Anrealage（アンリアレイジ）〉のパリ・ランウェイを新たな高みへと押し上げた。元ダフト・パンク（Daft Punk）のメンバーである彼は、これまでにも先鋭的な同ブランドとタッグを組んでおり、両者初のコラボレーションは2025年秋冬コレクションのランウェイで使用したサウンドトラックだった。
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