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悪名高き覆面ストリートアーティスト KIDULT が Chanel を標的に新たな“犯行”に及ぶ

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『colette(コレット)』や〈Supreme(シュプリーム)〉、〈Hermès(エルメス)〉、〈Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)〉などいった世界的ブランドの店舗に、消火器を改造した巨大スプレーを用いて過激かつ大胆なグラフィティを残してきたことで広く知られる悪名高きアーティスト、KIDULT(キダルト)。2016年夏には東京・原宿でソロエキシビションを開催したことも記憶に新しいが、今回そんなKIDULTがフランス・パリで及んだ新たな“犯行”をご紹介。

今回KIDULTの標的となったのはパリを拠点とするトップメゾン〈Chanel(シャネル)〉。今回の“犯行内容”はスプレーを用いたものではなく、改装中の〈Chanel〉のパリ店の看板にナチス旗を彷彿とさせる巨大な赤の旗を垂らすというもの。この旗が垂らされた日(4月20日)はナチスを率いた独裁者Adolf Hitler(アドルフ・ヒトラー)の誕生日であり、第二次世界大戦中(1990年代前半)にドイツの占領下に置かれたフランスでナチスのスパイ活動を行っていたとも噂される〈Chanel〉の創業者 Coco Chanel(ココ・シャネル)、ひいては〈Chanel〉に抗議の声を上げる意味合いのものであることが推察されている。

ちなみに2013年にもKIDULTは〈Chanel〉パリ店の店頭に勝手に“50% OFF / CRISIS DAY SALE”と残す“犯行”に及んでいる。まずは“Their Führer(彼らの総統)”と題されたそのKIDULTによるゲリラアートをチェックしてみよう。

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“Their Führer” KIDULT, Paris #FASHIST #sleepingwiththeenemy #cocochanel #wertheimer

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Source: HYPE BEAST

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