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Shops:満を持して日本上陸を果たした UNION TOKYO ストア内の様子を大公開

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1989年にニューヨークで誕生し、現在はロサンゼルスに店舗を構えるストリートシーンを黎明期から支えてきた人気セレクトストア『UNION(ユニオン)』。誕生当初は、現在では〈Supreme(シュプリーム)〉の設立者として広く知られるJames Jebbia(ジェームス・ジェビア)もその運営に深く携わり、世界各国からユニークでクールなアイテムを分け隔てなく集めた同店はアメリカ中のストリートヘッズから絶大な支持を獲得、ストリートカルチャー及びストリートウェアを語る上で避けては通れない存在となった。そして去る4月20日(金)、かねてよりアナウンスされていた『UNION』がついに日本上陸を果たし、『UNION TOKYO(ユニオン トーキョー)』として東京・渋谷区の神宮前2丁目にニューストアをオープン。

『HYPEBEAST』ではそのストア内の様子を写真で捉えるとともに、 ニューヨークストア時代からバイヤーを務め、現在は『UNION』のオーナーであるChris Gibbs(クリス・ギブス)に話を聞くことに成功。まずはその『UNION TOKYO』のストア内の様子を上のフォトギャラリーから、ストリートシーン屈指のキーパーソンへのショートインタビューを下からチェックしてみてほしい。

– 東京という街はChrisから見たらどんな場所?

俺が東京を訪れるようになったのは1990年代後半からで、一番最初の旅はDJとして呼ばれて大阪へ向かって、それから京都、そして東京を訪れたんだ。到着してすぐに「東京は他とは違うスペシャルな場所だ」って感じたことを今でも覚えているよ。それからは継続して年に2~3回ぐらいは東京を訪れるようになったかな。俺のベストフレンドの1人のTomoki
Ondaが東京に住んでいたから、まるで東京ローカルのように過ごしていた。東京に限らず、この国のバランス感覚は本当に素晴らしいものだと思うよ。

– 最初にUNIONは取り扱った日本のブランドは?その経緯についても教えてくれる?

最初のブランドは…俺の記憶が正しければElectric Cottage(エレクトリック・コテージ、藤原ヒロシが設立したストリートブランドでfragment designの前身ともされる)だったかな。ヒロシはEddie Cruz(エディー・クルーズ、UNIONの元オーナーでUNDEFEATEDの共同設立者の1人)と仲が良くて、Eddieが彼の日本の友達や彼らがやってるブランドを俺に紹介してくれたんだ。

取り扱うまでの経緯は割とイージーだったよ。NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)や〈WTAPS(ダブルタップス)〉を取り扱いはじめて、それからvisvim(ビズビム)なんかを取り扱うようになっていった。当時はそういった日本ブランドのほとんどにとってUNIONが唯一の海外取扱店だったけれど、当時はまだ彼ら自身にブランドを大きくする気がなかったから、俺らとしてもその意志を尊重する必要があった。俺らと彼らはビジネスパートナーである以前に友達だったんだ。そしてその関係は今でも継続中だよ。

– もっと早く日本に上陸しようと思えばできたと思うんだけど、なぜ今回のタイミングだと思ったの?

それにはいくつか理由があるよ。最近までUNIONはオリジナルのアパレルコレクションを作ってこなかったから、その状態での海外上陸が理に適うとはあまり思えなかったこと。あとは俺らがやってきたことは全体から見ればとてもニッチなことで、それがやっと最近になって認められてきたってこと。UNIONが提案するのはファッションにおける“ミックス感”であり、日本においては特に後者の理由が大きいかな。俺の感覚では、一昔前の日本のvisvimファンは見るからにvisvimっぽいスタイルだった。BAPE®️をvisvimに合わせたりせずにね。それを決して悪いと言ってる訳ではないけど、UNIONが提案する“ミックス感”が今なら前よりも浸透しやすいと思ったんだ。

– 東京のUNIONとロサンゼルスのUNION、Chrisにとって何か大きく異なる点はある?

正直に言うと何も異なることはないんだ。UNIONがやることを理解、評価してくれる株式会社ジャックというパートナーを俺らは迎えることができて、彼らには俺らがLAでやっているのと同様にUNION TOKYOを東京で運営していって欲しいと思ってる。でもそのパートナーを迎えたっていう点がLAと東京の最大の相違点でもあり、俺らはこの店舗をインキュベーターにして新たな日本ブランドやデザイナーを見つけることが出来ればいいと思うよ。

– 今後UNIONで何か注目を集めるようなコラボプロジェクトがお披露目されることを期待してもいい?

俺はある人に「いいキュレーターになるためには良いブランドやデザイナーを見つけると同時に、それらの魅力を増幅させて発信しなければならない」と言われたよ。ブランドやデザイナーのベストの部分を集約してそれらを1つの場に集めるんだ。あるブランドはデニム素材がとても優れているかも知れないけど、もしかしたらグラフィック面は微妙かも知れない。そして彼らは他の誰かから良いグラフィックが与えられることを望んでいる…… UNIONのコラボレーションでは俺らがパートナーとして迎えているブランドたちのベストの部分を抽出して最高のアイテムを送り出すつもりさ!

UNION TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前 2-26-5 1F
Tel:03-6434-5510

Web:www.uniontokyo.jp
Instagram:@uniontokyo

[問] UNION TOKYO
info@uniontokyo.jp

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Source: HYPE BEAST

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