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ヴェルサーチェの新たなクリエイティブ・プロジェクト
ダリオ・ヴィターレが〈VERSACE〉の新クリエイティブ・オフィサーに就任
2025年4月1日、ドナテッラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)が〈VERSACE(ヴェルサーチェ)〉のチーフ・ブランド・アンバサダーとなり、新チーフ・クリエイティブ・オフィサー(実質的なクリエティブ・ディレクター)に、ダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)が就任した。〈MIU MIU(ミュウミュウ)〉などで経験を積んできたダリオは、9月26日(現地時間)に新生〈VERSACE〉のコレクション発表を控えている中、その序章として、「VERSACE EMBODIED」と題したクリエイティブ・プロジェクトを公開した。
「VERSACE EMBODIED」のコンセプトと内容
「VERSACE EMBODIED」は、写真・詩・音楽などのアートや多様な才能との対話を通じてヴェルサーチェの本質を掘り起こすプロジェクト。単なるキャンペーンではなく、新しいブランド文化を示す試みだ。今回発表されたのは、
- ● モデル兼アーティストのビンクス・ウォルトン(Binx Walton)をステフ・ミッチェル(Stef Mitchell)が捉えた「Binx on a bike」(写真1枚目)
- ● アンドレア・モディカ(Andrea Modica)のモノクロポートレート「Summer in the South of Italy」(写真2枚目)
- ● 詩人・作家アイリーン・マイルズ(Eileen Myles)による詩「Put It Back」(写真3枚目)
- ● カミーユ・ヴィヴィエ(Camille Vivier)が撮影した、ミラノ本邸の扉を飾る青銅のメドゥーサのポラロイド「Medusa, via Gesù, 12」(写真4枚目)
など、多彩な表現を通じた“ダリオの頭の中”を映し出すようなラインアップだ。これは「第1章」と位置づけられており、今後もコレクション直前に発表されていくと見られる。過去の〈VERSACE〉をそのままなぞるのではなく、その空気感を別の形で再構築している点も興味深い。
〈VERSACE〉の未来への変貌
1978年の創設から47年、歴史を繋いできた〈VERSACE〉がダリオの手でどう変貌を遂げるのか。その答えは、9月26日のコレクションで明らかになるだろう。
よくある質問
「VERSACE EMBODIED」プロジェクトは何を目指しているのですか?
「VERSACE EMBODIED」は、ヴェルサーチェの本質を探求し、新しいブランド文化を築くことを目指しています。
ダリオ・ヴィターレの役割は何ですか?
ダリオ・ヴィターレは、〈VERSACE〉の新クリエイティブ・オフィサーとして、実質的なクリエイティブ・ディレクターとして活動しています。
「VERSACE EMBODIED」プロジェクトの今後の展開について教えてください。
「VERSACE EMBODIED」は「第1章」として位置づけられており、今後もコレクション直前に新しいコンテンツが発表される予定です。
結論
〈VERSACE〉の新クリエイティブ・プロジェクト「VERSACE EMBODIED」は、多彩な表現を通じてブランドの本質を探求し、新たなブランド文化を築く取り組みです。ダリオ・ヴィターレの手で進められるこのプロジェクトの展開に注目が集まっています。