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【令和のマストバイヴィンテージ】vol.67 リーバイス 501 66 前期編

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今回は特別編。当連載のスピンアウト企画として先週公開したポッドキャストで紹介したアイテムを、記事でも紹介します。ポッドキャストとあわせて、耳でも目でも、ヴィンテージを楽しんでみてください!

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【令和のマストバイヴィンテージ】今買っておくべき名品は? ポッドキャスト 番外編

「初めてのヴィンテージデニム」にオススメしたい逸品

よくいただくのが、「ヴィンテージデニムに興味があるんですが、最初に何を買ったらいいですか?」という質問。僕はどんな年代・ブランドのヴィンテージデニムもそれぞれ違った魅力があるので好きなんですが、「初めてのヴィンテージデニム」としてひとつだけオススメするとしたら、迷わずこの「501 66 前期」を挙げます。

リーバイス 501 66前期

Image by: FASHIONSNAP

この「66 前期」というのは正式な商品名ではなく、日本のヴィンテージカルチャーの中で生まれた通称です。リーバイスは1853年に創業し、1873年にジーンズの原型となるリベットを使ったワークパンツの特許を取得します。リーバイスと言えば、キング・オブ・デニムと呼ばれる「501XX」がその象徴として知られていますが、この「XX(ダブルエックス)」という呼称は1890年代から最上級ラインの商品に用いられるようになりました。リーバイス社がそのXXという呼称を廃止したのが、1966年のこと。また、その少し後にロゴを大文字の「LEVI’S」から小文字の「Levi’s」に変更しました。その後、1973年頃から76年頃にかけて製造されたジーンズが「66 前期」です。「66(ロクロク)」という通称は1966年に製造されたことを表すのではなく、1970年代前半に生産されたモデルのことを指します。これは、この頃使用されていたフラッシャー(紙製のラベル)に「©1966」という記載があったことに由来しています。

僕が66 前期を「初めてのヴィンテージデニム」としてオススメする理由のひとつが、価格です。昨今はヴィンテージアイテムの相場がどんどん高騰しており、特に501XXのような「トップ・オブ・トップ」の価格はうなぎのぼり。しかし66 前期は、需要が多いサイズでも10万円台からでも買えることがあります。もちろん安い買い物ではありませんが、まだ現実的に手が届く価格ではないでしょうか。

そして、66 前期は現実的な価格ながら、ヴィンテ

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