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ジュリアン・オピーの新作映像作品「マラソンウーマン」がGINZA SIXで公開
美術家ジュリアン・オピーによる新作
イギリスの現代美術家ジュリアン・オピーが手掛けた新作映像作品「マラソンウーマン(Marathon, Women.)」が、GINZA SIXの吹き抜け空間で公開されました。シンプルかつカラフルな線画で描かれたランナーたちが、異なるスピードで躍動的に走る様子を、幅10m、高さ1mの大きなLEDサイネージを宙に浮かべる形で展開されています。
作品の特徴
この作品は2階から5階までの4フロアで展開され、スクリーンの内外両面に映し出されるため、多角的に鑑賞することができます。作品制作の背景には、ボリビア代表マラソンチームのためにアートを制作した経験があります。
オピー氏のコメント
オピー氏は「走るという行為は、人間の本質的で美しい表現だ」と語りました。今回の作品では女性マラソンランナー7人をモチーフにしただけでなく、男性ランナーも撮影し、作品化しているそうです。
オピー氏の来日と記者会見
作品公開に合わせて来日したオピー氏は、報道陣の前で記者会見を行いました。ただし、影や手足を含むポートレートの撮影は一切禁止という独自のルールを設けていました。
インタビュー内容
FASHIONSNAPは単独インタビューの機会を得て、日本との関わりから、美学、そして撮影禁止の理由や哲学などについて尋ねました。
結論
ジュリアン・オピーの新作映像作品「マラソンウーマン」は、GINZA SIXでの公開を通じて、ランニングと美学の融合を表現しています。オピー氏の独自のアプローチと作品背景には、人間の身体能力と美しさを探求する姿が感じられます。
よくある質問
1. なぜ影や手足を含むポートレートの撮影が禁止されていたのですか?
オピー氏は、作品の核心を捉えるために撮影禁止のルールを設けており、観客が作品をより深く理解できるように配慮していました。
2. なぜ女性ランナーをモチーフに選んだのですか?
オピー氏は、女性ランナーの美しさと力強さを表現したかったため、女性ランナーをモチーフに選んだと語っています。