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東京デザイナーに10の質問 ── ORIMI 編

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楽天ファッション・ウィーク東京

ORIMIデザイナー折見健太に聞く10の質問

東京のファッションシーンにとって、いまや年に2度訪れる風物詩となった「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京)」。ストリートとハイエンド、伝統と革新が交錯するこの舞台は、単なるコレクション発表の場ではなく、次世代の価値観や美学がリアルタイムで更新される現場だ。今季も、国内外から注目を集める全25ブランドが参加し、東京ならではの熱気を放っている。

Q1.2026年春夏シーズンのコレクションテーマを一言で表すと?

「ELSEWHERE」──近いのにどこか遠い場所。日常を少し歪ませることで非日常に変わる、その曖昧な距離感を表現しています。

Q2.今回のデザインを進める上で、特にインスピレーション源となったものは?

都市に漂う孤独感や、不完全さを抱えた制服的な衣服がインスピレーションです。スクールユニフォームや背広の要素をベースにしつつ、ズレや歪みを加えて再構築しました。

Q3.ブランドを始めたきっかけを教えてください。

古着を解体してリメイクすることから始まりました。既存の服を壊し、新しい価値を見出すことに強く惹かれ、それを軸にした自分自身の視点を形にするためにORIMIを立ち上げました。

Q4.ORIMIの強みを教えてください。

“SUPER FINE GARMENTS FOR ALL THE OURSIDERS”というコンセプトにあるように、既存のルールやカテゴリーから少し外れた視点を持ち続けていることです。

Q5.ファッションに興味をもったのはいつ頃からですか?

10代の頃、原宿でカルチャーに触れながら古着やストリートの服に夢中になったのが最初です。

Q6.既存の構造や意味を“解体”するプロセスは、具体的にどのようなアプローチで進めていますか?

まずは古典的なアイテムや制服的な衣服を徹底的に観察し、それをパターンの段階から解体・再構築します。

Q7.尊敬するデザイナー、ライバルだと感じている(または共感する)デザイナーはいますか?

日本ではNUMBER (N)INEやUNDERCOVERといった1990〜2000年代のデザイナーたちに大きな影響を受けています。

Q8.東京ファッションウィークという舞台で発表する意義をどう感じていますか?

自分が育ってきた文化的背景を、世界に向けて発信できる重要な場だと考えています。

Q9.今季のコレクションを通して、観客や着る人にどんなメッセージを届けたいですか?

「どこか遠くに行かなくても、身近な日常の中に“ELSEWHERE”は存在する」ということを伝えたいです。

Q10.ブランドの今後の展望、または挑戦してみたいことは?

今後は海外での卸やショールーム展開をさらに広げたいと考えています。

結論

ORIMIは新しい視点と独自のアプローチでファッション界にインパクトを与え続けています。今後の展望も非常に期待されます。

よくある質問

質問や疑問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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