どこかに旅へ出かけるとき、ガイドブックを買っていく人は多いでしょう。でも、どこにでも載っている情報ばかりだったり、痒いところに手が届かないと思ったことも少なくないはず。ガイドブックの目的とは相反する「観光客が来ない」や「ガイドブックには載っていない」というモノをついつい求めてしまいがちです。
そんな旅行が好きで、鹿児島への旅行計画がある人にうってつけなのが、4月23日(月)発売となる岡本仁さんのガイドブック『みんなの鹿児島案内』。『ぼくの鹿児島案内』、『続・ぼくの鹿児島案内』に続く第3弾です。タイトルの通り、“ぼく”から“みんな”へ。
今作は、岡本仁さんが鹿児島で開催してきた編集ワークショップの受講生たちとともに作られました。第1弾、第2弾は、岡本仁さんにより選定されたコアな場所が多かったですが、今作は受講生たちの視点や考えも反映。前作より広域をカバーしたうえ、より生活に密着した情報が集約されています。タイトルが“ぼく”から“みんな”へ変更されたのもそのためです。
前作同様、エッセイの要素がふんだんに盛り込まれ、旅の姿勢や楽しみ方の参考としても読みたい一冊。ゴールデンウィークの計画がまだの方、鹿児島への旅行が決まっている方、ぜひ手にとってみてください。
Text_Keisuke Kimura
BE A GOOD NEIGHBOR みんなの鹿児島案内
著者:岡本 仁+グッドネイバーズ・カレッジ デザイン:清水隆司(Judd.inc)
発売日:4月23日(月)
価格:¥1,500+TAX
発行元:有限会社ランドスケーププロダクツ
www.landscape-products.net
Source: フィナム