1 ウェストミンスター大学の学生がファッションショーを開催

ウェストミンスター大学の学生がファッションショーを開催

BAファッションデザイン卒業生がアンビカP3ビルでショーを開催

先月、ウェストミンスター大学の学生が学部ファッションショーを開催しました。中心部のロンドン・メリルボーン地区に集まったBAファッションデザインの卒業生たちは、このシーズンのショーにアイコニックなアンビカP3ビルを借り切り、合計30の異なるコレクションと170以上のルックを披露しました。パリス・ウィリアムズ・オトゥエルは、シルクスクリーンのパターンやゴールド箔のディテールが施されたアグバダローブやドレスをカレイドスコープのように提供しました。アゼイカ・ネルソンの「愛の響き」は、ギンガムプリントやフットボールスタッズを通じてイギリスのトゥイーとスポーツの参照を結婚させました。シャオティン・チェンのモデルたちは、膨らんだデヴォレシャツや紫色のフードつきクロークでランウェイに登場しました。そして、レベッカ・ハルペニーのアイルランドの遺産へのオマージュは、巨大なウィッカーフープスカートとフェティッシュコードのラテックス衣類が特徴でした。

ウェストミンスター大学の学生たちはイタリアのファッション首都ミラノへ

ランウェイはファッションの最先端を見せる興奮を呼び起こしましたが、それで終わりではありませんでした。ウェストミンスター大学2025年組は、一時的に旅行ショーとなり、西ヨーロッパを横断して700マイルの旅をし、イタリアのファッション首都ミラノに向かいました。ミラノファッションウィークメンズ（あなたと私のためのミラノファッションウィークメンズ）でショップを開き、大学はロンドン以外で初めて卒業生男性向けのショールームを開き、MAメンズウェアのコレクションも持参しました。その中には、リッキー・カイのブルータリストインスパイアのブレザー、ゾーイ・チャンの透明なオーガンザスーツ、ブレンダン・イングの大胆で風船で覆われた表現豊かなシルエット、そしてリバティ・スミスの未来的なトラックスーツやパステルのパファージャケットが含まれていました。

ミラノで開催されたサイドイベント

ミラノでは、ショールームに合わせて多彩なプログラムのサイドイベントを開催しました。『ブリティッシュ・エデュケーション、イタリアのコンテキスト、グローバル・プラクティス』というパネルディスカッションでは、イギリスの紳士服が世界的なキャリアを形作る役割を探りました。また、『異なる布地からの切り取り：テーラリング、伝統、移行』では、同名の展示会について議論し、遅くなってリー・マックイーンのテーラリングとの関係を辿りました。マックイーンがその家で働いていた時のロメオ・ジリのSS91ショーの滅多に見られない婦人服アイテムを紹介し、その後アレクサンダー・マックイーン初期の紳士服を提示し、その後マスターウェストミンスターの学生たちの「批判的な再解釈」を紹介しました。ウェストミンスターのMAメンズウェアコースディレクターであるアンソニー・ローソン＝キャンベルは、「アレクサンダー・マックイーンとの協力が学生に、テーラリングを伝統と言語として問いただす貴重な機会を与えました。」と述べています。「[ウェストミンスターメンズウェア]アーカイブ」と堂々と対話する作品を生み出す。