業界トップの人気を誇り、リリースされた途端に飛ぶように売れてきた「Nike」社の〈Jordan Brand(ジョーダンブランド)〉。しかし、『Business Insider』が報じた「Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)」のアナリストの最新レポートによると、どうやらその勢いは大幅に減速しているようだ。現在〈Nike〉は売り上げ面でこれまでにないほどの向かい風を受けているようで、その原因の一端として予想よりはるかに悪い業績の〈Jordan Brand〉について言及。「NikeはJordan Brandに於いて、今まで考えられなかった“ブランド問題”に直面している」とコメントした。さらに、ロートップのスニーカーがバッシュよりも人気な現状をまのあたりにしている『Foot Locker』のCEO・Dick Johnson(ディック・ジョンソン)も、北米市場で「特定のJordanモデルの消化率が、過去の実績と比較しても著しく悪い」という内容の発言をしている。これを受けて「Nike」社は、よりバラエティに富んだJordanモデルや、過去に発売されたヴィンテージモデルの復刻販売の計画を推し進め、中・長期的な売り上げ向上を図る様子。実際既に、“History of Flight”シリーズのAir Jordan 7や、Air Jordan 2 “Melo”が2018年にオリジナルリリースから14年の時を経て発売されることが報じられている。
ブランド自体は苦戦を強いられる状況だが、これによって過去に完売した数々の人気モデルたちが近い将来復刻される可能性も。業績難のニュースも、スニーカーヘッズたちには転じて嬉しい知らせということだろうか?
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Source: HYPE BEAST