最大で約8,700万人分もの個人情報をデータ分析会社に流出させ、ユーザー間で用いられるメッセージ機能“Messenger”においてその通信の内容を無断で検閲していたことなどが批判を集めている世界最大のSNS、「Facebook(フェイスブック)」。CEOを務めるMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)らをはじめとする役員たちが、通常一度送信したら取り消せない“Messenger”上の一部のプライベートメッセージを削除したことでも「証拠隠しか」と火に油を注いだが、今回はすべてのユーザーを対象にその送信済みメッセージ削除機能を“Messenger”に追加する計画が明らかとなった。
この新機能を用いると、“Messenger”上で送信したメッセージを自分のメッセージボックスだけでなく、送信相手の受信ボックスからも完全に削除できるようになる模様。「Facebook」の担当者はその新機能の計画は事実であるものの、実装までにはまだ少し時間がかかる、というコメントを『TechCrunch』の取材に対して残している。スキャンダル続きの「Facebook」の使用中止を呼びかける#DeleteFacebookという運動もネット上で活発化してきている今日此の頃だが、これから同社はどのようにこの危機を乗り越えていくのだろうか。
その他のテック関連ニュースもお見逃しなく。
Click here to view full gallery at HYPEBEAST.JP
Source: HYPE BEAST