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隈研吾がデザイン監修する ACE HOTEL KYOTO が2019年秋にオープン

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近年では〈PORTER(ポーター)〉や〈Hender Scheme(エンダースキーマ)〉、『BEAMS(ビームス)』など、ジャパンブランドとのコラボレーションで話題を集めるアメリカ・シアトル発のブティックホテル『ACE HOTEL(エースホテル)』が、2019年秋にアジア初となる『ACE HOTEL KYOTO』をオープンする。

2016年に閉館した京都市中央区の『新風館』跡地に完成予定の同ホテルは、世界に誇る日本人建築家・隈研吾がデザイン監修のもと、レンガや木材を用い京都の町並みと調和した地上7階地下2階建ての複合商業施設となるようだ。『ACE HOTEL』の代表取締役社長を務めるBrad Wilson(ブラッド・ウィルソン)は今回のプロジェクトに対し、「日本に事業を展開することは私たちの長年の夢でした。京都の美と歴史に敬意を表しながら、世界に向けての繋がりと新しいカルチャーを育む空間をつくるという、私たちの共通の夢の完成に向けてNTT都市開発や隈研吾氏をはじめとする名実ともに優秀なチームとパートナーシップを組むことは、光栄であり身が引き締まる思いです」と述べている。

そして、デザイン監修を担当した隈研吾は、「京都という場所と繋がった地域にひらかれたホテルをつくりたいと考えました。まず平安時代から様々な庭がつくられてきた由緒正しい土地に地域とホテル、現代と過去が繋がる濃密な庭。京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと日本の近代建築の巨人・吉田鉄郎の設計した京都中央電話局の赤レンガがこの中庭で出会い、木とレンガが新しい会話をはじめるだろう。京都らしい姉小路通り、東洞院通りに対しては、細やかなルーバーとメッシュでその通りの繊細さに応答した。そのルーバーとメッシュは光と風を優しくろ過する環境装置でもある。さらに、コンクリートに酸化鉄を混入して、塗装に頼らない暖かい発色を試みました。この街に隅々まであらゆるディテールとマテリアルにこだわって、建物と土地と歴史をひとつに繋げた。ACE HOTELもまた地域とホテル、コミュニティとゲストを繋ぐことでホテルという定義を変えようと試み、世界の街の空気を柔らかく変えつつある。その理念と建築とが共振することを願っています」とコメント。

歴史的財産を生かしながらもクリエイティブな人々が行き交う場所を目指すこの『ACE HOTEL KYOTO』は、2階以上が客室となり全213室を予定しているとのこと。『HYPEBEAST』では引き続き新情報を追っていく予定なので、ひとまず『ACE HOTEL』関連のニュースをこちらよりプレイバックしておこう。

ACE HOTEL KYOTO
住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
Web:ja.acehotel.com/kyoto

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Source: HYPE BEAST

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