目次
- 1 HOUYHNHNM
- 1.1 SHOPPING ADDICT 2018 Mar. 〜編集部員のお気に入り〜
- 1.2 The Landscapersランドスケーパーズのプランタホリック
- 1.3 ACME Furnitureアクメ ファニチャーのソファ
- 1.4 VAINL ARCHIVEヴァイナルアーカイブのカーディガン
- 1.5 Patersonパターソンのウエストポーチ
- 1.6 SALOMONサロモンのトレイルランニングシューズ
- 1.7 THE NORTH FACEザ・ノース・フェイスのレインジャケット
- 1.8 Patagoniaパタゴニアのパンツ
- 1.9 adidas TERREXアディダス テレックスのシューズ
- 1.10 Porter Classicポータークラシックのバックパック
- 1.11 SANDERSサンダースのチェルシーブーツ
- 1.12 NIKEナイキのヴェイパー ストリート フライニット
- 1.13 Eyevolアイヴォルのサングラス
- 1.14 KAPTAIN SUNSHINEキャプテン サンシャインのジャケット
- 1.15 JAMES COWARDジェームス カワードのジャケット&パンツ
- 1.16 COMESANDGOESカムズアンドゴーズのキャップ各種
- 1.17 JUNGHANSユンハンスのマイスター
- 1.18 agnès b.アニエスベーのブルゾン
- 1.19 FURLAフルラのクラッチバッグ
- 1.20 Paul Smithポール・スミスの “オーシャン” シリーズ
- 1.21 PUEBCOプエブコのティッシュカバー
- 1.22 G.H.BASS × CASSIDY × SEPTIS G.H.バス × キャシディ × セプティズのローファー
- 1.23 CASIO カシオのGショックGMW-B5000TFG-9JR
- 1.24 PAY DAY × PENNYS for JOURNAL STANDARDペイデイ × ペニーズ フォー ジャーナルスタンダードのエンジニアジャケット
- 1.25 White Mountaineering × Gramicciホワイトマウンテニアリング×グラミチのショーツ
- 1.26 YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STOREヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストアのバッグ
- 1.27 08sircus08サーカスのタイプライタージャケット
- 1.28 CONVERSE×STUTTERHEIMコンバース×ストゥッテルハイムのスニーカー
- 1.29 IIUVOアイーヴォのキャンドル、香水
HOUYHNHNM
SHOPPING ADDICT 2018 Mar. 〜編集部員のお気に入り〜
3月23日に「フイナム アンプラグド」の7号目が発売されました!テーマは「わざわざ行きたいお店」です。 WEBのフイナムとはまた違う魅力が詰まった一冊をぜひ! 目印はイラストレータのFACEさんが描いてくれた最高の表紙です。
- Photo_Yohei Miyamoto
- Edit_Rei Kawahara
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アンプラグド発売中。
小牟田亮
数ヶ月にわたって格闘してきた雑誌「フイナム アンプラグド」の最新号が発売中。買い物する暇もなかったとです。。
The Landscapersランドスケーパーズのプランタホリック
植物を新たな視点で捉えた傑作。
引っ越してから買わなくてはいけないものが増えました。テーブル、椅子などの家具はもちろん、照明、ラグ類などなど。そして意外とたくさん必要になるのが植物類でした。といっても庭用ではなく室内用です。いや、別に置かなくてもいいじゃんと思う方、一軒家に住んでごらんなさい、寂しいですよ置かないと。。というわけで、ちょこちょこ買い足してるのですが、正直マメではないので、手入れは簡単な方がいい。となると多肉系が多くなり、どーも味気ない。そんなときにこの〈ランドスケーパーズ〉のことを思い出したのでした。このブランドを手掛けている「ヒロック」の塙さんご夫妻とは家がご近所さんで、ちょこちょこ顔を合わせている仲。彼らが作っているプロダクトは、ファッション的な感性とインテリア的な美的センスが絶妙に合わさった新次元のグリーンプロダクトで、とにかく美しく見栄えがいいんです。ガラス瓶の中にナチュラルドライフラワーを配置し、オイルを入れて栓をしてから封蝋で密閉したこのシリーズ。何個かまとめて置いたらいい感じだと思いませんか?
左2つ:各¥10,000+TAX、右4つ:各¥4,000+TAX
ランドスケーパーズ
store.landscapers.jp/
ACME Furnitureアクメ ファニチャーのソファ
時よ戻れ。
引越しをするとなったときに、真っ先に探し始めたのがソファでした。終の住処と決めた家に引っ越したときに、その空間に合うものを買うと決めていたので、これまでは言っちゃ悪いですが、それなりのものでお茶を濁していました。というわけで満を持してリサーチを始めたのですが、いろいろなものを見れば見るほど〈アクメ ファニチャー〉のソファのバランスの良さに気付かされることになりました。バランスとはつまり、作りの良さ、ファッション性、値段のことです。デザイナーものにはあまり興味がなく、日本のブランドのものがいいなと思っていた自分にとって結局ここ以上のものはなく、めでたく〈アクメ ファニチャー〉のソファを購入させていただきました。ですが、買ったソファはこれではありません(涙)。この「レイクウッドソファ」は新作なので発売されたばかり。あぁもう少し早く発売になってくれたらと、毎夜枕を濡らしております。
¥248,000 +TAX(3P)
アクメ ファニチャー
acme.co.jp/
VAINL ARCHIVEヴァイナルアーカイブのカーディガン
ざっくり羽織りたい一着。
ビッグシルエットが流行ってもう随分経ちますね。えー、正直早く終わらないかな、と思っています。なぜかというとホビット族である自分にぴったりくるアイテムはほとんどないから。でかいんですよね、だいたいにおいて。みんながみんな〈ヴェトモン〉目指してどうするんじゃい!とひとりごちている今日この頃です。そんな失意のなか見つけたこの〈ヴァイナルアーカイブ〉のカーディガン。ビッグシルエットとまではいかないですが、だいぶ肩が落ちていて今っぽいフォルムです。何の気なしに、軽くカラダに当ててみると、あら不思議、こんな自分でも着こなせそうでした。巷に溢れる凡百のそれとは決定的に違う、絶妙なさじ加減のパターン。そしてマルチカラーなのに派手派手しくならず落ち着いたムード。匠の仕業ですね、これは。
¥30,000+TAX
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS渋谷公園通り店
03-5428-1893
vainlarchive.tumblr.com/
Patersonパターソンのウエストポーチ
堂々とフロントにつけましょう。
バッグ業界ほどトレンドの移り変わりが激しい業界はないのではないでしょうか。ちょっと前まで嵐のように吹き荒れていたサコッシュブームは完全に沈静化。いまきているのはこのウエストポーチらしいです。ウエストポーチといえば、数十年前に一度ブームが来てからは、とんとご無沙汰だったバッグ界の日陰者。それがようやく日の目を見たということで多くのブランドが一斉に作っています。そんななか、心惹かれたのはグラフィックからしてレトロな味わいが満載の〈パターソン〉。2015年にスタートしたアメリカはニュージャージー発のスケートブランドなんですが、この絶妙なゆるさが最大の魅力。「ださくてかっこいい」という言い回しがだいぶ一般化してきた今日この頃、そのノリをさらにツイストしてコンテンポラリーな匂いをまとっているのがこの〈パターソン〉なのです。
¥6,500+TAX
ウィズム 渋谷店
03-6418-5034
wism-tyo.jp/
4月末は「UTMF」。
山本博史
僕自身はじめての100マイルレースまで1ヶ月を切りました。楽しいような、ドキドキするような。見たこともないような大きな壁を楽しむために、コツコツと準備をしています。ふう。
SALOMONサロモンのトレイルランニングシューズ
UTMFを完走するために。
160キロのレースに出る、という話をすると多くの人が目を点にします。そんなロングトレイルのなかでも日本屈指の大会といえるのが「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」であり、僕自身はじめての100マイルレースになります。で、是が非でも完走するべく、160キロという途方もない距離のパートナーにしようと思っているのが、世界最高峰のウルトラランナー、フランソア・デンヌとの共同開発による〈サロモン〉の「S/LAB SENSE ULTRA 2」。〈サロモン〉のなかでもトップレンジの「S/LAB」でありながら、ボリュームのあるミッドソールが安定感のある走りを実現。市民ランナーレベルの僕の走りもきっちりとサポートしてくれる作りになっています。そしてなによりもライナー部分の足馴染みがいい。足を入れたその瞬間に吸い付いてくるような感触は、格別です。
¥22,000+TAX
サロモン コールセンター / アメア スポーツ ジャパン
03-6631-0837
www.salomon.com/jp/
THE NORTH FACEザ・ノース・フェイスのレインジャケット
街でも使える本格派レインシェル。
UTMFに向けて、いろいろギアを漁っています。当日をベストな状態で迎えるためには、僕自身のコンディションのみならず、気温、天候の変化に備えたギア選びも重要な役割を担います。なかでも気になっているのが〈ザ・ノース・フェイス〉の「ハイパーエアGTXフーディ」。半永久的な防水性を備えたGORE-TEX®メンブレンにラミネートを施さない2重構造の新素材「シェイクドライ」を採用し、優れた撥水性と透湿性を誇り、軽量化も実現。10リッター程度のザックであれば背負った状態で羽織れる立体パターンにより、耐摩耗強度を極力減らすつくりになっています。また、フロントのベンチレーションジップにより、直接ザックにアクセスできるのも魅力的。タウンユースでも機能するデザイン性の高さは、さすが〈ザ・ノース・フェイス〉といったところではないでしょうか。
¥38,000+TAX
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
www.goldwin.co.jp/tnf/
Patagoniaパタゴニアのパンツ
幅広く使えます。
桜満開。春のポカポカ陽気が気持ちいい、今日この頃。ランナーにとってはロングパンツからショートパンツへと衣替えをする季節ともいえます。それでも、あえてご紹介しておきたいのが、こちらの一品。〈パタゴニア〉の「メンズ・テルボンヌ・ジョガーズ」。リサイクル・ポリエステルによるストレッチ・リップストップは環境にも優しく、伸縮性に優れ、通気性も抜群。さらさら快適な穿き心地が持続するため、トレイルランニングやボルダリング、ヨガといったさまざまなアクティビティーをフォロー。フロントには2つのドロップイン型のポケットを配備しているので、ランニングパンツ特有の手持ち無沙汰感を解消してくれます。しかも、体型の変化を気にしないでいいウエストバンド仕様というのもポイント。美しいシリムなシルエットは、街着としても幅広いシーズンで活躍してくれそうです。
¥15,500+TAX
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
www.patagonia.jp
adidas TERREXアディダス テレックスのシューズ
山のお供の新しい選択肢。
トレイルランニングシーンにおいて、じわじわと存在感を増してきているブランドがあります。世界有数のスポーツカンパニー〈アディダス〉です。近年、「テレックス(TERREX)」レーベルで、トレイルランニングやクライミングに向けたアパレルやシューズ、パックパックを展開するのに加え、さまざまなレースにも出展するなど、現場レベルで着実に人気を高めています。なかでも個人的に気になっているのが、こちらのシューズ。スムーズな脱着を可能にするBoaクロージャーシステムを搭載し、トレイルシューズではあまりみないホワイトを基調にしたカラーリングも大胆不敵。また、スポーツカンパニーならではのスタイリッシュなデザインも好印象。ぜひとも、山遊びの新たな選択肢として選んでみたいところです。
¥14,000+TAX ※5月1日発売予定
アディダスグループお客様窓口
0570-033-033(土日祝除く、9:30〜18:00)
shop.adidas.jp/terrex/
二〇十八年、弥生。
中田潤
人生は選択の連続。納得のいく選択をするためには、多くのことを知り、それが自分らしいものかを見極める必要があります。では、今回選んだものはどうなのか。たぶん大丈夫なはず。
Porter Classicポータークラシックのバックパック
衝撃が喜びに変わる瞬間。
服に限らず、似たようなものがものが溢れかえり、新しい発見や体験を探すことが難しくなった今。逆に言えば、個々の目が肥えてきて、本当に欲しいもの、納得のいくものだけを手にする(体験する)時代になったのかもしれません。そんな混沌とした時代に、〈ポータークラシック〉と〈昭和西川〉が3年の歳月をかけて開発したバッグ「ニュートン」が誕生しました。寝具メーカーの〈昭和西川〉のロングセラーアイテム「muatsu」をショルダーストラップに採用したバッグ、これがとにかくスゴい。人間工学に基づいて重さを分散させる技術によって、10kgのダンベルをバッグに入れて背負ってもその重さを感じません。なぜ今までなかったのかが不思議なくらいの衝撃。これはカバンの歴史が変わるなって思いました、本当に。騙されたと思ってぜひ一度背負ってみてください。こちらの記事で誕生秘話も紹介しているので合わせてどうぞ!
各¥38,888+TAX
Porter Classic 銀座
03-3571-0099
www.newtonbag.com/
SANDERSサンダースのチェルシーブーツ
永久保存版のサイドゴアブーツ。
自分にぴったりのサイドゴアブーツを探し続けて約5年。ひょんなタイミングでその時はやって来ました。先月、たまたま社内でブーツの話になったとき、編集スタッフのボブさんから「サイドゴアブーツならサンダースのチェルシーブーツがいいんじゃない? スティーブ・マックイーンも愛用してたしね!」ってもう、その一言だけでグッときたわけですが、実物を見てさらに納得。しっとりした品のあるスエード、ぼってりしすぎてないボリューム感、マッドガード製法、クレープソール、そして何よりソールを含めオールブラックなのがかっこいい。ボブさんに感謝だな。
¥45,000+TAX
GLASTONBURY Limited
03-6231-0113
www.sanders.jp/
NIKEナイキのヴェイパー ストリート フライニット
マラソンシューズを街履き仕様に。
これまで、あらゆるブランドのスニーカーを履いてきましたが、この「ヴェイパー ストリート フライニット」はまったく別物(別感覚)でした。一度これを履いてから他のスニーカーを履くと、そのクッション性が気持ち悪く思えるほど明らかに違うことに気づきます。聞けば、昨年多くのマラソン大会で優勝者が履いていたモデルをストリート仕様に落とし込んだモデルなのだとか。めちゃくちゃ軽くて通気性も高く、これからの季節に最適な一足。今のところ街履きとしか使っていませんが、よくよくはランニングでも試してみようと思います。
¥20,000+TAX
NIKE カスタマーサービス
0120-6453-77
www.nike.com
Eyevolアイヴォルのサングラス
圧倒的な心地よさ。
〈アイヴォル〉は「着る眼鏡」をコンセプトに持つ〈アイヴァン(EYEVAN)〉から生まれた、現代のライフスタイルを楽しむ人たちのためのサングラスブランド。まだデビューから1年未満ですが、侮るなかれ。この「RYS」を購入して約3ヶ月。率直な感想としては、とにかく軽い(23グラム)ことと、テンプルのフィット感が絶妙だということ。そして素材の質感がかけていて気持ちいいんです。普段使いはもちろん、ランニングの時もストレス感じさせません。あと鼻の低い自分にとって、ノーズパッドが選べるのも嬉しいポイントですね。ジャパンメイドならではの丁寧なものづくりが見えます。しかもこの価格。正直、付け入る隙がござーせん!
¥20,000+TAX
Eyevol Tokyo Store
03-6427-3677
eyevol.com
代々木公園はカオス。
小林真理
代々木公園にスナップで撮影で久しぶりに行った。一心不乱に踊る人、動画撮影をする人、宗教関係の人などみんな自分勝手に公園を利用している。あの人たちを見ていると、自由に楽しむってこういうことだよなと海外を思い出す。
KAPTAIN SUNSHINEキャプテン サンシャインのジャケット
表情豊かな主役ジャケット。
あまりに黒、ネイビー、カーキといったベーシックカラーが幅を効かせたためか、カラフルなアイテムへの欲求が自然と高まる今日この頃。それに呼応するかのように、昨シーズンから引き続き、どのブランドからもカラフルなアイテム、とりわけチェックものが数多くドロップされています。このドリズラージャケットを彷彿とするジャケットもそのひとつで、“こだわりの生地といえば”でおなじみのブランド〈キャプテンサンシャイン〉だから、生地の良さは当たり前。希少なフィンクスコットンと、ジンバブエコットンのスラブヤーンをミックスして織り上げたチェックの生地は、洗いをかけることでラフな表情に。このニュアンスが〈キャプテンサンシャイン〉のルーツである古着や海を感じさせるんです。太めのアームなので、ワイドパンツとの相性も抜群。春らしいアウターとして即活躍してくれそうです。
¥49,000+TAX
クリップ クロップ
03-5793-8588
JAMES COWARDジェームス カワードのジャケット&パンツ
背筋が伸びる服。
カナダ発の〈ジェームス カワード〉のデザイナーのうちひとりにお会いしたことがあります。ベレー帽からシューズに至るまで黒ものを着て、森山大道(モノクロ写真で有名)をこよなく愛する彼は、どこまでも黒が好きなんだなと感じました。そんな黒に魅せられた彼がつくりだす黒のアイテムはどんなものか。さて、黒という言葉を当てはめてしまうと、その言葉が想起するイメージが先行してしまい、アイテムそのものをちゃんと見ないということはよくあること。この黒のセットアップも、たしかに黒ではあるんですが、光沢ある生地はベーシックカラーと呼ぶにはあまりにも気品とエレガンスに溢れています。さらに太すぎず、細すぎないジャケットとパンツは、絶妙なカッティングで仕上げられています。服に合わせて、ちょっと背伸びしたくなる…そんな服なのです。ちなみに、残り少ないそうなのでお早めに。
ジャケット ¥68,000+TAX、パンツ ¥55,000+TAX
メイデンズショップ
03-5410-6686
COMESANDGOESカムズアンドゴーズのキャップ各種
頭が大きい人でもいけます。
キャップをかぶる人のスタイルアイコンは数多くいますが、今自分が勝手に崇拝しているのがバンド「Superorganism」のボーカル、オロノちゃん。幼い顔つきに似合わないクールネス、センスのよさ、そして歌のうまさなど、ポップアイコンになる要素をいろいろと持っているんですが、何気ないキャップをかぶって歌うこの動画のかっこよさったらない。中世的な顔立ちにキャップがよくお似合いで。ステージング含めて久しぶりにちゃんと生で観たいバンドの筆頭です。さて、翻って自分はここ数年、キャップをかぶることの方が珍しいくらいでした。縦長の顔にキャップが似合わないという理由ですが、その解決策はわりと簡単で、深めのキャップを被ればよかったんです。そんな深めのキャップをいくつか探しましたが、そのうちのひとつが〈カムズアンドゴーズ〉のキャップ。素材もコットンからシープスエードまでいろいろと揃い、デザインもワントーンの大人めからワンポイント入りのカジュアルなものまで。“キャップが似合わない問題”によって我慢していた分の反動なのか、キャップが欲しくて欲しくてたまりません。
(左上から時計回りに)¥9,500、¥9,200、¥9,000、¥15,000(ALL+TAX)
アルファ PR
03-5413-3546
JUNGHANSユンハンスのマイスター
ロマンチックを腕に。
数多くの人が愛用する〈ユンハンス〉。なかでもシンプルな盤面にバウハウスの哲学が息づく「マックスビル」はファンも多く、時計特集では必ずと言っていいほどその名前が挙がる名品です。しかし、自分が選ぶのは「マイスター」。なかでも月齢カレンダーが付いているこのタイプ。盤面中央のこの表示が、デザインとしても機能しています。そして月なんて街で暮らしているとなかなか気にかけないので、こういう月の満ち欠けカレンダーが付いていると、ふとした時に月を意識したりするわけですよね。そんなところが、実用面はさておき、その機能自体がロマンチックだなと思う次第です。そもそもアップルウォッチなどの高機能時計にアナログの時計が秀でているポイントは、圧倒的なロマンチシズムでしょう。そんなプロダクトこそ、ファッションとしても楽しめる時計なのではないでしょうか。
¥369,000+TAX
ユーロパッション
03-5295-0411
真冬から真夏へ。
村松諒
雑誌『フイナム・アンプラグド』が校了した翌日から2泊3日で北海道・トマムに行ってきました。最低気温はマイナス10度。その二週間後にはインドネシア・ビンタン島へ。最高気温は30度。真冬から真夏に行くような経験、二度とないかも。
agnès b.アニエスベーのブルゾン
アートピース。
昨年10月の「Shopping Addict」で〈アニエスベー〉と〈グローバーオール〉がコラボしたダッフルコートを紹介しました。いち早く着たかったので、11月の入荷日にすぐさま購入。それから先月まで、週2回から3回ぐらいの頻度で着ていました(笑)。僕の中で〈アニエスベー〉はいま気になるブランドのひとつ。ベーシックでありながら、どこか品があるというか。最近の気分にとってもちょうどいい。今シーズンは、アニエスベー本人が16歳のときに出会った画家、パブロ・ピカソがテーマになっているそう。中でも目に留まったのが、このジップアップブルゾン。アニエスベー本人がヴィネチア・ビエンナーレに行ったときに、自分で撮影したドアの写真が転写プリントされています。まさにアートピースと言える一着です。
¥65,000+TAX
アニエスベー
03-6229-5800
www.agnesb.co.jp
shop.agnesb.co.jp
FURLAフルラのクラッチバッグ
ちょうどいいサイズ感。
編集という仕事柄、外出することがよくあります。打ち合わせに行ったり、展示会に行ったり…、一日ずっと編集部にいることはなかなかありません。そんなちょっとした外出のときに持って歩くバッグってちょうどいいものが無い。いろいろ探しているときに、気になったのが〈フルラ〉のレザーのクラッチバッグ。スマホや財布、カードケース、メモ帳といった小物を入れるのにちょうどいいサイズ感で、しっかりマチがあるのでものを入れやすく、フロントにレザーハンドルがついているのもポイント。写真の中央は前シーズンから継続のベーシックなデザインのタイプ。左と右のオウムが刺繍されたバッグは今シーズンの新作。ジップの引き手に好きなキーリングをつけても可愛いかも。
クラッチバッグ (左・中)¥30,000+TAX、(右)¥34,000+TAX、キーリング (左、右)¥11,500+TAX、(中)¥13,000+TAX
フルラ ジャパン
0120-951-673
www.furla.com
Paul Smithポール・スミスの “オーシャン” シリーズ
マグロ!サバ!
新作が発表されるたびにドキッとするようなデザインでぼくたちを楽しませてくれる〈ポール・スミス〉。今回はなんとマグロ(!)とサバ(!)のイラストがあしらわれた商品が発売されました。ブランドの方に話を聞くと、今シーズン発表された “オーシャン” シリーズのアイテムは、ポールさん本人が東京の築地市場を訪れて、インスピレーションを得たそう。中でもこの3つのアイテムにあしらわれたデザインは魚の缶詰がモチーフになっています。さり気なく日本語が使われているところもポイントで、遊び心あふれるものに仕上がっています。〈ポール・スミス〉のオフィシャルサイトでは、このシリーズの誕生秘話を動画つきで詳しく紹介。ぜひチェックしてみてください。
財布 ¥23,000+TAX、カードケース ¥17,000+TAX、エスパドリーユ ¥22,000+TAX
ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp
PUEBCOプエブコのティッシュカバー
ついに発見!
好みにあったものがなかなか見つからないティッシュケース。僕はこれまでいろいろなものを使ってきましたが、しっくりくるものがありませんでした。そんなときに、〈プエブコ〉のお店で見つけたのがこの新作のティッシュケース。市販のティッシュを箱からバサッと取り出して、ケースの下から入れて使うようになっています。ポイントは何といってもヴィンテージのパラシュート生地を使っているところ。生地の風合いが絶妙で、しっかり最後までティッシュを使い切れるようになっています。しかも、横に取っ手がついているから、壁に掛けて使うことも可能。〈プエブコ〉ならではの手頃な価格もすばらしい。
¥1,200+TAX
プエブコ
050-3452-6766
www.puebco.jp
とんねるず。
石井陽介
『とんねるずのみなさんのおかげでした』の最終回を編集部の皆で居酒屋で鑑賞。最後に歌われた『情けねえ』では感極まり、思わずシングアロング。一部変更された歌詞に胸熱、そして涙。最後まで自分たちらしく格好良い姿を貫き通したとんねるず、やっぱり最高だ。
G.H.BASS × CASSIDY × SEPTIS G.H.バス × キャシディ × セプティズのローファー
八木沢さんお勧めの靴。
『アンプラグド』の取材で訪れた「原宿キャシディ」で、初めてこのローファーを見たときは驚きました。〈G.H.バス〉みたいだけど、こんなのあったっけ? おなじみのペニーローファー「ローガン」はガラスレザーだし、そもそもレザーソールだよね。不思議に思っているところに店主の八木沢さんがやってきて「70年代にスコッチグレインレザーのモデルがあって、当時よく履いていたんです。それを今回、セプティズさんと一緒に復刻させたんですよ」とポツリ。レザーが違うだけでここまで表情が変わるとは。しかも生ゴムのクレープソールにアレンジすることでクッション性まで向上。優等生だった「ローガン」が、一気にカジュアルな佇まいになりました。これなら気負いなく履けそうですね。キャシディ&セプティズの、ベテランならでは視点にただただ脱帽なのです。(近日入荷予定)
¥27,000+TAX
原宿キャシディ
03-3406-3070
CASIO カシオのGショックGMW-B5000TFG-9JR
ゴージャスここに極まれり。
はい、こちらは皆さんもよくご存知の「Gショック」です。ですが見ての通りブリンブリンです。ケースとベルトをフルメタルにしたゴールド仕様で、これまでのカジュアルウォッチとは一線を画したゴージャス感極まる仕上がりに。存在感がハンパじゃありません。なんでも「Gショック」はこの4月に誕生35周年を迎えるそうで、それを記念してつくられたスペシャルモデルなんだとか。お馴染みのスクエアフェイスは初代モデルのデザインを踏襲。「Gショック」の代名詞とも言える、衝撃吸収材として機能するポリウレタン素材を変えてもなお一目で「Gショック」とわかるのは、35年という長い歴史の賜物でしょう。こういう時計を嫌味なくサラッとつけている大人って粋ですよね。写真のゴールド(限定)のほかにインラインモデルとしてシルバーもあり。
¥7,000+TAX
カシオ計算機株式会社
03-5334-4869
g-shock.jp
PAY DAY × PENNYS for JOURNAL STANDARDペイデイ × ペニーズ フォー ジャーナルスタンダードのエンジニアジャケット
ネームに興奮。
とにかく胸元のネームにご注目を。懐かしのワークウェアブランド〈ペイデイ〉の50年代当時のネームが忠実に再現されているではないですか。アメリカの大手百貨店チェーンである「J.C.ペニー」のプライベートブランドのひとつが〈ペイデイ〉なんですけど、このネームにはしっかりと「PENNY’S」と「PAY DAY」、2つの名前が当時のまま並んでクレジットされているんです。ここ日本では商標等の問題もあり、このネームが復刻されることはないだろうと勝手に思っていたので見た瞬間思わず「グッジョブ」とつぶやいてしまいました。人によっては服の良し悪しとは関係のない、自己満足的なバックストーリーかもしれませんが、こういった細かなこだわりはやっぱり嬉しい。スタイルは個人的にもいま注目していたエンジニアジャケット。おなじみのヒッコリーストライプも良いけど、あえて無地をセレクト。
¥23,000+TAX
ジャーナルスタンダード 表参道
03-6418-7961
White Mountaineering × Gramicciホワイトマウンテニアリング×グラミチのショーツ
パリで出会ったグラミチ。
このショーツを見たのはパリで行われた〈ホワイトマウンテニアリング〉のショー前日、モデルのフィッティング会場にお邪魔したとき。フルコレクションが並んだラックを何気なしに見ていたところ、左のショーツが目に留まったんです。ショーツとしてはやや長めのレングスで、ドカンのように太いワタリ。ハンギングされていても伝わる妙なシルエットにまず惹かれました。しかもウエストに目を配ると見覚えのあるウェービングベルトが。赤く刺繍されたランニングマン、そう〈グラミチ〉ではありませんか。これまでも多くの別注プロダクツによって様々な顔を見せてきた〈グラミチ〉ですが、ここまで形に変化を加えた別注作はなかったでしょう。右は定番「G-SHORTS」をベースに、切り替えやステッチワークで変化を付け、顔料染めとバイオウォッシュで仕上げたもの。どちらも一癖も二癖もある〈グラミチ〉ですが、ありきたりでは物足りない天邪鬼な自分にはちょうど良いかと。
各¥18,000+TAX
ホワイトマウンテニアリング
03-6461-5381
スリルをください。
河原嶺
映画にせよ、音楽にせよ最近 “スリル” を感じる作品が気になっています。編集部の小林真理パイセンにそれを話したら、「かわいいな」と鼻で笑われましたが、韓国の映画「哭声(コクソン)」をオススメしてくれました。早速レンタルしたもののまだ観ておらず、今度は延滞料金にスリリングな気持ちを覚えています。
YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STOREヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストアのバッグ
08sircus08サーカスのタイプライタージャケット
ジャケットデビューの足がかりに。
毎シーズン気になるルックを打ち出しているのが、森下公則さんが2010年から手がける〈08サーカス〉。今季2018SSは、モノクロを主体とした写真群でした。中でも気になったのがこのタイプライターのジャケットを使った一枚。ぜひこちらからルックを見て欲しいのですが、柔和なニュアンスの出方にグッときました。ジャケットを普段着ない僕は、半分ジャケット初心者みたいなもので、改めて挑戦するにしても、由緒正しい歴史あるブランドの1着はハードルが高いし、だからといって適当になんでもいいわけでもない。だったらルックを見て興奮した一枚からピックアップするというのも買い物の一つの選択肢だ! とふとこれを見て思ったわけです。ブランドのルックにショッピングに対する姿勢を再確認させられるなんて、思ってもいませんでした。〈08サーカス〉のルックには何かしらのパワーが秘められていると(勝手に)思っています。
¥56,000+TAX
08book
03-5329-0801
08book.jp
CONVERSE×STUTTERHEIMコンバース×ストゥッテルハイムのスニーカー
艶っぽいコラボレーション。
こちらで特集したように、「ALL STAR 100」と銘打たれた100周年モデルのテーマは「旅とコンバース」でした。その中でリリースされたのがスウェーデンのアウトウェアブランド〈ストゥッテルハイム〉とのコラボ作。同ブランドのウェアの素材を使っていて、水が入りにくいガセットタン仕様。つまりは雨でもへっちゃら! ということ。一色に統一されたつるっとしたデザインは、まるで〈ストゥッテルハイム〉の上品なレインコートを見ているよう。個人的な好みは、断然写真右のライトサンドカラー。見慣れた〈コンバース〉のロゴですら、艶っぽく感じさせます。マットな素材のアイテムって使いどころを選ぶけど、柔らかい色味のおかげで不思議なことにいかなるスタイルにも調和します。あえてボヘミアン調の装いに合わせてみるとか面白いかもしれませんね!
¥10,000+TAX
コンバースインフォメーションセンター
0120-819-217
converse.co.jp
IIUVOアイーヴォのキャンドル、香水
芸術を香りに。
こちらのキャンドル&香水は、ロンドンのフレグランスブランド、〈アイーヴォ〉から。トミとレオという男性が二人で手がけていて、4月中旬より日本で展開がスタートします。フローラルで芳醇な香りから、鼻をくすぐる爽やかな香りまで、さまざまなアプローチのフレグランスがラインナップしています。そして、何より見た目が美しいのが特徴で、そのヴィジュアルメイキングに一切の妥協なし。例えば、黒いキャンドルは、現代アーティストのステファン・ブリュッケマンとコラボ作で、常に芸術に目を向けた創作の姿勢を貫いているようです。ふむ、コンセプトもまたいいな! と感心してしまいました。ちなみにトミとレオを来日中見かけたのですが、これまた二人ともナイスガイ。またもや死角なし。御見逸れ入りました!
キャンドル(白)¥7,800+TAX (黒)¥11,000+TAX 、香水 ¥22,000+TAX
GEM PROJECTOR
03-6418-7910
Source: フィナム