イタリアのブランドであるグッチは、常にロンドンと特別な関係を築いてきました。創設者グッチオ・グッチがサヴォイホテルで荷物係として働いていたことから、レザーグッズブランドを立ち上げるきっかけを得たことがそのルーツにあります。ロンドンの役割はブランドの遺産において重要な位置を占めており、最近ではロンドンの文化的景観を誇るテート・モダンでクルーズ2025ショーを開催し、6月まで開催されるギャラリーの Electric Dreams 展をサポートしています。

ビッグ・スモーク（ロンドンの愛称）はグッチのストーリーにおいて重要な要素であり、最新章がついに発表されました。Gucci Changemakers Londonは、2022年4月から3年間、Gucci Changemakers の新しい部門であり、テート・コレクティブ・プロデューサー プログラムをサポートします。

16歳から25歳の若者を巻き込むプラットフォームであり、展示会やパネルトーク、人気の テート・モダン・レイツ などを制作することを目的としています。プログラムは、テート・モダンとテート・ブリテンを収容する地域の若者団体や教育機関から参加者を選出します。グッチの支援により、プログラムの範囲が拡大し、年間の受け入れ数が増加し、さらなる有給の機会が提供され、専門家を招いて参加者と話す機会が得られるようになります。テートの学習担当ディレクター、マーク・ミラーは、プログラムが「ギャラリーが新たな観客を引き付けるだけでなく、プロデューサー自身が芸術分野へのキャリアパスを提供してきた」と述べています。

この取り組みは、2024年にUALロンドンファッション大学とのChangemakers Londonパートナーシップに続き、2027年まで年間3名の新しい奨学生をサポートします。

ローンチと同時に、グッチはテート・モダンでトレイシー・エミンの個展を唯一のサポーターとして発表しました。この個展は2026年2月26日からオープンし、40年以上にわたる画期的なキャリアをたどります。

Gucci Changemakers Londonについての詳細はこちら、エミンの個展についてはこちらでご確認ください。

写真提供：グッチ

gucci.com

テート・コレクティブ・プロデューサーズの月例セッション、2025年2月