ニューヨーク市警の刑事が出演する物議を醸すラップビデオについて、その歌手と監督がコメントを発表しました。

3月7日（金）、TMZによる報道によると、東海岸のラッパーS-Quireと監督のピクチャーパーフェクトが、ストリップクラブを舞台にした「Doin That」ビデオに出演するニューヨーク市警の刑事メリッサ・メルカドを擁護しました。しかし、彼らはメルカド刑事の本職を知らなかったと主張しており、彼女はキャスティングエージェンシーを通じて雇われたと述べています。

「全てが起きた後、これらを見ていて、今、物語が変わっているのを見ると、私も家族がいます。この女性も家族がいます」とS-QuireはTMZに語った。「そして、今はそれがより重要だと思います。」

S-Quireは、「Doin That」ビデオがバイラルになったことを「愛している」と語りましたが、自分が警官をビデオに出演させて人気になったラッパーとして知られたくないと述べました。

S-Quireは、ツアー計画を変更する「非常に不運な」結果となったことを語りました。

ピクチャーは、メルカドがそのビデオから非常に人気を集めたと述べましたが、反応が「少し過激になった」とも付け加えました。また、他のアーティストが監督にメルカドを次のビデオの主演に起用するよう依頼しているとも語りました。監督は刑事を「一緒に働くのが本当に素晴らしい」と称賛し、「全力を尽くした」と述べました。

今後のS-Quireとのプロジェクトでは、ビデオビクセンを異なる方法でスカウトすることを計画しており、彼らの職業が作業から逸脱することがないようにします。

「Doin That」は2022年にClub Vanityで撮影され、メルカドはブラとGストリングを着用し、S-Quireとの至近距離のシーンも共有しています。

ニューヨークポストによると、メルカドは2018年からNYPDに在籍し、年収144,000ドルを稼いでいます。S-Quireとピクチャーパーフェクトがメルカドを支持している中、NYPDの少なくとも1人が、この刑事に懲戒措置を科すべきではないと表明しました。

「彼女がしていることは、彼女がNYCの刑事としての従業員とは全く関係がない」と、警察組合の情報源はPostに語っています。「彼女はNYPDのパラフェルナリアを身につけていません。ビデオの中には彼女が刑事であると示すものはありません。もしそれが金のためにパフォーマンスをしているなら、もし彼女にサイドの仕事があるなら、仕事はそれについて知りたいだろう。メンバーは非番の雇用申請を提出する義務があるだろう。私はビデオの中で彼女が行っていることは部門の関心事ではないと言いたいと思います。」