先日『HYPEBEAST』でもお伝えした、孤高の覆面アーティスト Banksy(バンクシー)がニューヨーク・マンハッタン島内の建物の壁時計に描いた最新アートワーク。チェルシー/グリニッジビレッジ地区の時計に描かれたそれは街を行き交う人々に時刻を知らせる時計を回し車に見立てたネズミモチーフにしたものであり、Banksy本人がInstagramで発表したことから“本物”であることは間違いないが、本稿ではニューヨークの街で突如数多く出現した“Banksy風”のストリートアートの数々をご紹介。
“Banksy風”と記載した理由は、これらがBanksy本人によるアート作品かどうか未だはっきりしていないため。世の中を風刺するようなデザインや作品のタッチ自体はまさにBanksyによるものなのだが、作品の付近にBanskyのクレジットは見当たらず、Instagram上においても何も動きが見当たらないことから、その真贋を巡って現在ネット上では議論が繰り広げられている。はたしてこれはBanksyがイタズラ心をもってゲリラ的に描いたものなのか、それとも彼(もしくは彼女)に感化された何者かによるパロディ作品なのか。ちなみにBanksyによる壁画は壁ごと数千万もの価格で取引されることも当たり前もの価値を持っている。真相が明らかになることは期待できないが、引き続きBanksyの動向をフォローしていこう。
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Source: HYPE BEAST