ジョー・エキゾチックはトランプ大統領からの恩赦を受けられずに不満

ジョー・エキゾチックことジョセフ・アレン・マルドナドは、動物虐待罪とライバルのキャロル・バスキン殺害未遂の罪で22年の判決を受け、未だに収監されていることに不満を表明した。2022年に連邦裁判官によって21年に減刑されたエキゾチックは、以来、トランプ大統領や前大統領ジョー・バイデンからの恩赦を求めてきた。2025年1月現在、エキゾチックの出所予定日は2036年となっている。

エキゾチックのコメント

Instagramの投稿で、「もし私がクラックのディーラーだったら、もしくは議会に侵入したり、バイデン家と関係があったら、もしかしたら無実で刑務所にいることに対する救済を得られたかもしれない。実際、FBIエージェントを2人殺した男ですら今日恩赦を受けた。私は認められた偽証の証言に基づく新しい裁判すら受けられない」と書いた。

恩赦を求めるエキゾチック

エキゾチックは長らくトランプ大統領の注意を引くことを目指しており、2020年にはニューヨーク・ポストに対し、事件を「検討する」と語っていた。

トランプ大統領に疑問を呈す

エキゾチックは、かつての首席医学顧問であるドクター・アンソニー・ファウチが恩赦を受けたのになぜ「タイガーキング」が受けなかったのか疑問を呈した。投稿のキャプションには「トランプ、Joe Exotic the Tiger Kingの恩赦と自由に署名して、彼が世界で良いことをするように戻れるようにしてください」とある。

トランプ大統領による恩赦

2期目に就任した直後、トランプ大統領は、1月6日の米国議会襲撃で訴追された1,500人以上の個人に恩赦を与え、その刑が「ばかげて過剰」だと述べた。

「彼らは刑務所で数年間を過ごしてきた。彼らは服役すべきではなかったし、彼らは数年間服役してきた。そして、この国では殺人犯ですら刑務所に行かない」とトランプは記者に語った。

さらに、「私たちは信じられないほどひどく扱われた人々に恩赦を与えた」と続けた。