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陸空両用の“空飛ぶクルマ”が世界初の商業販売へ

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オランダのメーカー「PAL-V」が、2017年2月に“世界で初となる商用の空飛ぶ自動車”としての予約受付を始めた陸空両用車、Liberty(リバティ)。そして今回、スイスにて2018年3月8日(現地時間)より開催されている「88th Geneva International Motor Show(ジュネーブモーターショー2018)」にて、製品としてほぼ完成しているその実物が遂にお披露目となった。

現在「PAL-V」はエディションの異なるLiberty PioneerとLiberty Sportの予約を受け付けており、価格はLiberty Pioneerが約50万ユーロ(約6,570万円)、Liberty Sportが約30万ユーロ(約3,940万円)。同社によるとこれらはヨーロッパ及び米国の当局が定めた安全規制をクリアしており、現在は最終的な認証取得を進めている模様。運転/操縦には通常の自動車運転免許に加えて空を飛ぶためのパイロット免許が必要になるが、先述の価格には飛行訓練コストやその他の様々なオプションも含まれている。なお地上での走行モードでは、100psのエンジンにより最高速度は時速161km、0-100km/h加速は9.0秒、燃費はリッター11.0km。空を飛ぶ飛行モードでは、到達できる最高高度が3500m、200psの飛行用エンジンによって最高速度は時速180km、飛行可能距離は499kmを確保。「PAL-V」によると販売されるのは90台のみであり、最初の納車は2019年内に行われるようだ。

まだまだ日本国内においてはこのLibertyのような“空飛ぶクルマ”が商用販売を迎える時期は遠いであろうが、乗り物好きの方は一度「PAL-V」のWebサイトを覗いてみてはいかがだろうか。

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Source: HYPE BEAST

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