事故前の情報不足

昨年12月に起きた韓国の飛行機事故で、ほぼ200人が亡くなったが、ブラックボックスから4分の情報が欠落している。

ブラックボックスの解析

韓国の運輸省は、墜落した機体の飛行データとコックピットレコーダーが墜落の4分前に記録を停止し、なぜ「ブラックボックス」が停止したのかを解析すると発表した。

アメリカでの解析

運輸省によると、レコーダーは元々韓国で調査されたが、データが欠落していることが判明した後、アメリカに飛ばされ、アメリカの安全規制機関によって解析された。

専門家の見解

ロイターによると、元運輸省の事故調査官であるシム・ジェドン氏は、飛行機の最終分のデータの欠落が、機体の全ての電力、バックアップを含めて、切断された可能性を示唆していると述べた。

死者179人の事故

先月の韓国のジェジュ航空機の墜落事故では179人が亡くなり、機体の後部に座っていた2人の乗員だけが生存した。これは韓国で最も死者が出た航空事故となっている。

ムアン国際空港での着陸

12月30日にムアン国際空港で墜落し、滑走路の端にある壁に衝突して炎上した。

原因の調査

現在、事故の原因を調査中。鳥の衝突や天候条件が考えられている。