30年の歳月を経て、ついに

デ・ラ・ソウルのクリア・レイク・オーディトリアムがデジタルでリリースされることが発表されました。

伝説的なヒップホップグループからの待望のEP

1994年にリリースされ、A Tribe Called Questなど、他の優れたMCたちが参加したデ・ラ・ソウルの神話的なEPが、3月7日にデジタルで利用可能になります。CDやレコードのプレスも可能です。

貴重なコレクションの一部

グループが今回のリリースについて声明を発表し、「1994年に一部のDJ向けに独占的なプロモーションリリースとしてプレスされたクリア・レイク・オーディトリアムは、コレクターたちの間で近神話的な地位を獲得しています。このアルバムには『Buhloone Mindstate』時代の4曲が収録されており、A Tribe Called Questをフィーチャーした『sh.Fe.Mc’s』や、The Fearless FourのTito、Grandmaster Caz、Treacherous ThreeのLA Sunshine、Prince Whipper Whipが参加した『Stix & Stonz』など、2つのレアなコラボレーションも含まれています。

デ・ラ・ソウルとトミーボーイの法的闘争

2019年、デ・ラ・ソウルはレコードレーベルのトミーボーイと音楽の報酬について合意できなかったというメッセージを公開しました。

デ・ラ・ソウルの声明

「友よ、30年間の音楽と労働から利益を得てきましたが…7か月にわたる停滞した交渉の後、我々はトミーボーイに我々の音楽/遺産に対する尊敬を得ることができなかったことを残念に思います。協力的なコンサルティングと十分な慎重な考慮を経て、我々はトム・シルバーマンの条件には従わないことを決定しました」

デ・ラ・ソウルの主張

「トミーボーイは『アーティストにマスターを返すビジネスではない』と言います。所有権を取り戻すプロセスがあることは理解していますが、我々は長年の失望の後、トミーボーイにこのプロセスを信用していません。したがって、我々のカタログは我々の関与や同意によって日の目を見ることはありません。これはつまり、De La Soulの音楽/アルバムがどこかでストリーミングまたは購入可能であれば、全ての関係者が利益を得るが、De La Soulはそれによって利益を得ることができません」

新たな展開

しかし、2021年、タリブ・クウェリはデ・ラ・ソウルがトミーボーイと合意に達し、「今や彼らは全てのマスターの権利を所有しています」と発表しました。その後、トミーボーイがReservoir Mediaに買収されたとの報道がありました。

Reservoir Mediaの声明

「トミーボーイを買収した際、最初に連絡を取ったのがデ・ラ・ソウルでした。彼らの音楽をストリーミングで提供することを誓い、当社チームがその約束を果たし、ヒップホップ史上最も重要なカタログの1つを新世代のリスナーに紹介することができて光栄です」とReservoirのA&Rとカタログ開発の執行副社長、フェイス・ニューマンは述べました。