ヒップホップ史にその名を刻む音楽プロデューサーの1人、故J Dilla(J・ディラ)の実弟としても知られるラッパーであり音楽プロデューサーのIlla J(イラ・J)。John Regal(ジョン・リーガル)の名でシンガーとしても活動するマルチプレイヤーの彼が、昨年リリースした3rdアルバム『HOME』のリリースツアーとして初のアジアツアー“HOME ASIA TOUR 2018”を開催する。3月9日(金)の東京公演を皮切りに、仙台、大阪、京都、名古屋、福岡、長崎、浜松の日本国内8公演を行うことが明らかとなった。
1986年にアメリカ・デトロイトにてミュージシャンである両親のもとに生まれ、両親や兄J Dillaの影響で幼少の頃より音楽に親しんだIlla JことJohn Derek Yancey(ジョン・デレク・ヤンシー)は、兄J Dillaがこの世を去った2006年より、自らもアーティストとしての活動を本格的にスタート。J Dillaが遺した未発表トラックを用いた2008年のアルバム『Yancey Boys』にてラッパーとしてデビューを飾った彼は、兄も所属していたヒップホップグループ Slum Villageのメンバーとしての活動後に、ソロでのキャリアを再始動。昨年リリースの3rdアルバム『HOME』では、自らのラッパー/シンガーとしての魅力を最大限に引き出し、各方面から高い評価を獲得。ヒップホップはもちろん、ソウルミュージックやR&Bなど、世界中に数多くイルブラックミュージック好きたちを魅了した。そんな最新アルバム『HOME』のエモーショナルかつ幅広い音楽性を、今回の初アジアツアーでは惜しみなく披露。DJだけでなく、キーボードなども交えたミュージシャンとしてのIlla Jのパフォーマンスを体感するべく是非足を運んでみてはいかがだろうか。
なお東京公演では日本のヒップホップシーン最前線で活躍するラッパーのISSUGI(イスギ)やBUDAMUNK(ブダモンク)、KANDYTOWNのRyohu(リョフ)らも出演予定。まずは開催地と開催日ををフライヤーから確認しておこう。
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Source: HYPE BEAST