Rewrite
1948年に誕生したオリジナルモデルにはロイヤルワラント(英国王室御用達)が与えられるなど、生粋の英国製オフローダーとして知られる「DEFENDER(ディフェンダー)」。その高い悪路走破性をはじめとした圧倒的なパフォーマンスだけでなく、品格あるエクステリアや最新の安全技術も兼ね備えた至極の1台だ。
そんな「DEFENDER」をテーマに、J-WAVEが2024年7月からラジオ番組「DEFENDER BLAZE A TRAIL」を毎週日曜日に放送しているのはご存知だろうか。ナビゲーターを務めるのは、音楽プロデューサーやアレンジャー、ベーシストとして四半世紀以上も日本の音楽シーンを牽引してきた亀田誠治。「DEFENDER」の走破性になぞらえて、ゲストに“困難を乗り越える時に出会った音楽を訊く”という内容だ。
そしてこのたび、「DEFENDER BLAZE A TRAIL」と連動する形で、「DEFENDER」の世界観を体験できるイベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」が11月16日(土)と17日(日)に東京・豊洲で開催されることがアナウンス。ラジオ局を飛び出しての公開収録や試乗プログラムに加え、亀田誠治がキュレートした豪華アーティスト陣によるライブも予定されている。
今回、『Hypebeast』は本イベントの開催を祝し、ライブに出演する音楽プロデューサーでトラックメイカーのSTUTSと亀田誠治のスペシャル対談をセッティング。音楽プロデューサーであり、クルマ好きでもある2人。そもそもの出会いから、車選びのポイント、運転中に聴く音楽についてまで、脱線も交えながら思う存分語ってもらった。
目次
音楽プロデューサーの先輩として、後輩として
HYPEBEAST:まずは、お二人の出会いからお伺いできればと思います。
亀田誠治(以下亀田):そもそも、僕自身がSTUTSさんの強力なサウンドラバーなんですよ。きっかけは2018年だったかな。STUTSさんも参加されていた星野源さんのバンドのギターを東京事変の長岡亮介さんが、ドラムを河村カースケ智康さんが、ベースをハマオカモトさんが担当していたんですけど、彼らや共演したミュージシャンの知り合いが口々に「STUTSってヤバい才能がいる」と噂するんですよ。実際に楽曲を聴いてみたら、本当に素晴らしくて。その後、2020年に某音楽アワードの審査員に僕とSTUTSさんが選ばれたことで数年越しに対面を果たし、すぐに僕のほうから「一緒に音楽を作りたい」と声を掛けさせていただいたんです。それで出来上がったのが、2021年にリリースされたミッキー吉野さんの“DEAD END〜LOVE FLOWERS PROPHECY feat. STUTS & Campanella”で、2023年には僕が実行委員長を務める「日比谷音楽祭」に出演してもらったりと数年をかけて一歩ずつ近付かせてもらいました(笑)。
STUTS:いろいろなきっかけをいただいた結果、今の僕があると思っていますが、改めて星野源さんをはじめ起用してくださった方々に感謝ですね。僕は当然なんですが、椎名林檎さんや東京事変さんの楽曲を通じて、ずっと前から亀田さんを存じ上げていました。
STUTSさんから見て、音楽プロデューサーとしての先輩である亀田さんの魅力や凄みは? また、亀田さんはSTUTSさんをどうみますか?
STUTS:亀田さんのお人柄由来の優しい雰囲気の中で平和的に進めつつ、キメるところはバシッとキメる。人と人とを繋げたひとつの輪を良い方向へ導くプロデューサーの面はもちろん、日本を代表するベーシストとしての魅力も楽曲に織り込まれていて、手掛けられた作品は“亀田誠治の楽曲”になるイメージがあります。楽曲制作は、結局は人と人の繋がりがあってのものですからね。
亀田:こんな嬉しいコメントは、墓場まで持って行かせていただきます(笑)。僕が思うSTUTSさんの魅力も人間性で、人と人と、音楽と音楽を平和的に結び付けているところかな。さらに、アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで、MPCで人間味のあるビートを入れながらサウンドをハイブリッドにプロデュースして、ヒップホップ黎明期のアメリカで起こっていたようなムーブメントを日本で形にしていますよね。あと、「日比谷音楽祭」のリハーサル中に僕がフィーリングで弾いていたベースラインに対して、表現したい音をきちんと提案してくれたんですよ。これって、音楽への愛と相手へのリスペクトがなければできないことで、その時に「本当にすごいアーティストが出てきたんだな」と実感しました。
DEFENDERに座った感想
亀田さんは過去にDEFENDERの運転・乗車経験がありますが、STUTSさんは実際に目にするのも初めてだそうですね。
STUTS:陳腐な表現になってしまうんですが、スタジオに入った瞬間に思ったのは「大きくてタフそう」です(笑)。
亀田:そうそう! 番組「DEFENDER BLAZE A TRAIL」の収録現場にもDEFENDERが用意されていると、ゲストの皆さんもほぼ100%同じような感想です(笑)。
STUTS:よかったです! でも、どこか気品が漂っていると感じますね。
亀田:分かる分かる! マッシブなオーラもありつつイギリス車らしいジェントルマンな品格がある、“上品な屈強さ”とでも言うのかな。
クルマを購入するうえで、“屈強さ”はポイントになり得ますか?
STUTS:少なからず求めますね。単純に高速道路を走行中などに衝突された時、大変なことにならないほうが絶対に良いので……!
亀田:DEFENDERの名の通り、走行中でも守られているような安心感は抜群ですよ。地面との接地感も重厚でしっとりしていて、ラグジュアリーでスポーティーな走りを楽しめます。
実際に乗車された感想はいかがでしょうか?
STUTS:とにかく遮音性が凄くて、スタジオで流れているBGMやカメラのシャッターなど、外の音が全然聞こえないですね。亀田さんがおっしゃられていた安心感に通ずるものがあります。
亀田:自分の世界に入れるよね。
STUTS:その通りです! それに、見ただけでテンションが上がる内装をしているのと、中央に設置されたタッチパネル仕様のモニターで全ての操作が完結するわけではなく、エアコンなどの調整を物理的なフィジカルで行えるのが嬉しいです。個人的に運転中は画面を見ず、直感的にボタンを操作する方が好きなんですよね。
亀田:フィジカルの操作性に着目するのは、日頃MPCを叩いているSTUTSさんならではの着眼点だな〜!
STUTS:フィジカルで操作することで、モノに愛着が湧くタイプなんです。あと、MPCは何も見ずに操作できるんですけど、その段階まで到達するとモノと一体化しているような感覚になるんですよね。分かりやすい例だと、パソコンのキーボードは使うけど、タブレットのタッチスクリーン仕様のキーボードは使わない、みたいな。
亀田:僕もまさに同じ(笑)。ペンを使ってタブレットに文字を書き込むことはあるけど、あのタッチスクリーンのキーボードを使うのは苦手です。フィジカルのボタンで直感的な操作ができるのは、運転中は特に重要かもしれないね。
STUTS:最初からタッチスクリーンが当たり前の世代からしたら、この感覚は分からないかもしれないんですけど、僕は大学生の頃にタッチスクリーンが身近になった世代なので、やっぱりボタンの方が馴染みがあるアナログ人間です(笑)。とはいえ、ナビの設定やBluetoothの接続はモニターが大きかったので操作性が良く、デジタルとフィジカルの棲み分けが最適化されていると思います。
亀田:歴史と伝統のあるDEFENDERらしい質実剛健な部分を残しながら、今の生活様式に寄り添った進化をしているんだよね。このデジタルとフィジカルの絶妙なニュアンスの哲学は、いろいろな選択肢がある外観や構造の部分にも落とし込まれていると思っていて、エンジンをかけるとV型8気筒が「ブロロロロンッ!」と鳴る感じとか、まさに。ただ、レトロを意図的に演出しているような感じはしない。音楽にもいえる大事なことだよね。
音響面はどうだったか?
音楽プロデューサーのお二人にぜひお伺いしたいのが、音響面についてです。DEFENDERは、英国を代表する老舗オーディオブランド Meridian Audio(メリディアン・オーディオ)のスピーカーとデュアルチャンネル・サブウーファーを搭載しているのですが、いかがでしたか?
亀田:試しに、僕が今一番気に入っているCharli XCXの“360 featuring robyn & yung lean”を聴いてもらったけど、どうだった?
STUTS:音の解像度が高く、迫力もありつつ品もあり、どの座席でも同じように音楽が聴こえる鳴り方を感じましたね。車内が広くて天井が高いこともあって、音に包まれるような印象です。
亀田:それでいて、誰が聴いても心地良いナチュラルなサウンドだよね。これは普通のようで非常に重要なことだし、“イギリスの車メーカーだからイギリスのオーディオメーカーでリスニング環境を整える”というのは、先ほどの話にも繋がるDEFENDERらしさだと思うな。
車内というのは、スピーカーを通して音楽と接する空間であり、時に極上のリスニングルームとも称されますが、よく聴くアーティストやアルバムなどはありますか?
STUTS:最近はご無沙汰なんですが、目的地に合わせたドライブ用のプレイリストを作ることはありますね。
亀田:さすが、DJもできる人は違うね〜!
STUTS:やっぱり、不思議とドライブに合う曲ってあるんですよね。それを集めたプレイリストを聴きながら運転しているだけで、自然と気分が良くなります。あとは、自分の制作途中の楽曲を聴くことが多くて、運転しながらだと客観的に聴けるんですよね。
亀田:驚いたことに、僕もなんですよ。毎日現場に自分で車を運転して行くのですが、その道中にレコーディングに入っているものからプリプロ過程のものまで聴きますね。客観的に聴けるうえに、車内では作り直すことができないからこそ考えが煮詰まり過ぎず、たとえ修正点が見つかったとしても前向きな気持ちになれるんですよ。それ以外だと、最新のヒット曲に触れたいのでグローバルトップ50と、ピュアな少年性を保つような意味で子どもの頃から聴いてきたカーラジオを流しています。
一方で、運転中に新しいアイディアが閃く瞬間はありますか?
STUTS:いろいろな音楽を流してリズムやフィーリングのアイディアを掴んだり、未完成のトラックを流して思い付いたフレーズをなんとなく口ずさみ、方向性を決めることもありますね。
リアルイベントが11月16〜17日に東京・豊洲で開催
今回の対談は、来月に控えるリアルイベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」の開催を記念して実現しました。最後に、意気込みやメッセージをお願いします。
亀田:音楽と都心のアミューズメントのマリアージュのようなイベントにしたいと思っています。試乗プログラムはもちろん、「DEFENDER BLAZE A TRAIL」の公開収録、STUTSさんをはじめとした素晴らしいアーティストの方々によるライブ、さまざまなワークショップやアクティビティなどが用意されていて、DEFENDERの世界観を通した人生の楽しみ方や在り方を体験できるはずです。フリーイベントですから、みなさんぜひ来てくださいね!
STUTS:今日、ライブ前にDEFENDERに乗れたこと、そして亀田さんの音楽や車に対する想いも伺えたことは、当日のセットリストに何かしらの形で活かされると思います。僕は自分にできることを精一杯やるだけですが、普段通り良いライブができるように頑張りますので、足を運んでいただけると嬉しいです!
DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024
東京豊洲のベイエリアに位置する開放感あふれる会場では、各種試乗プログラムをはじめディフェンダーの世界観がご体感になれる多彩なアクティビティが用意されている。気軽に参加してみよう。
日程:11月16日(土)、17日(日)
時間:10:00-20:00 ※最終入場19:30
会場:CITABRIA BAYPARK Grill&Bar
住所:東京都江東区豊洲6-4-26
イベント詳細はこちら
エントリーはこちら
※STUTSは、11月16日(土)14:00に登場
Click here to view full gallery at Hypebeast.JP
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1948年に誕生したオリジナルモデルにはロイヤルワラント(英国王室御用達)が与えられるなど、生粋の英国製オフローダーとして知られる「DEFENDER(ディフェンダー)」。その高い悪路走破性をはじめとした圧倒的なパフォーマンスだけでなく、品格あるエクステリアや最新の安全技術も兼ね備えた至極の1台だ。
そんな「DEFENDER」をテーマに、J-WAVEが2024年7月からラジオ番組「DEFENDER BLAZE A TRAIL」を毎週日曜日に放送しているのはご存知だろうか。ナビゲーターを務めるのは、音楽プロデューサーやアレンジャー、ベーシストとして四半世紀以上も日本の音楽シーンを牽引してきた亀田誠治。「DEFENDER」の走破性になぞらえて、ゲストに“困難を乗り越える時に出会った音楽を訊く”という内容だ。
そしてこのたび、「DEFENDER BLAZE A TRAIL」と連動する形で、「DEFENDER」の世界観を体験できるイベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」が11月16日(土)と17日(日)に東京・豊洲で開催されることがアナウンス。ラジオ局を飛び出しての公開収録や試乗プログラムに加え、亀田誠治がキュレートした豪華アーティスト陣によるライブも予定されている。
今回、『Hypebeast』は本イベントの開催を祝し、ライブに出演する音楽プロデューサーでトラックメイカーのSTUTSと亀田誠治のスペシャル対談をセッティング。音楽プロデューサーであり、クルマ好きでもある2人。そもそもの出会いから、車選びのポイント、運転中に聴く音楽についてまで、脱線も交えながら思う存分語ってもらった。
音楽プロデューサーの先輩として、後輩として
HYPEBEAST:まずは、お二人の出会いからお伺いできればと思います。
亀田誠治(以下亀田):そもそも、僕自身がSTUTSさんの強力なサウンドラバーなんですよ。きっかけは2018年だったかな。STUTSさんも参加されていた星野源さんのバンドのギターを東京事変の長岡亮介さんが、ドラムを河村カースケ智康さんが、ベースをハマオカモトさんが担当していたんですけど、彼らや共演したミュージシャンの知り合いが口々に「STUTSってヤバい才能がいる」と噂するんですよ。実際に楽曲を聴いてみたら、本当に素晴らしくて。その後、2020年に某音楽アワードの審査員に僕とSTUTSさんが選ばれたことで数年越しに対面を果たし、すぐに僕のほうから「一緒に音楽を作りたい」と声を掛けさせていただいたんです。それで出来上がったのが、2021年にリリースされたミッキー吉野さんの“DEAD END〜LOVE FLOWERS PROPHECY feat. STUTS & Campanella”で、2023年には僕が実行委員長を務める「日比谷音楽祭」に出演してもらったりと数年をかけて一歩ずつ近付かせてもらいました(笑)。
STUTS:いろいろなきっかけをいただいた結果、今の僕があると思っていますが、改めて星野源さんをはじめ起用してくださった方々に感謝ですね。僕は当然なんですが、椎名林檎さんや東京事変さんの楽曲を通じて、ずっと前から亀田さんを存じ上げていました。
STUTSさんから見て、音楽プロデューサーとしての先輩である亀田さんの魅力や凄みは? また、亀田さんはSTUTSさんをどうみますか?
STUTS:亀田さんのお人柄由来の優しい雰囲気の中で平和的に進めつつ、キメるところはバシッとキメる。人と人とを繋げたひとつの輪を良い方向へ導くプロデューサーの面はもちろん、日本を代表するベーシストとしての魅力も楽曲に織り込まれていて、手掛けられた作品は“亀田誠治の楽曲”になるイメージがあります。楽曲制作は、結局は人と人の繋がりがあってのものですからね。
亀田:こんな嬉しいコメントは、墓場まで持って行かせていただきます(笑)。僕が思うSTUTSさんの魅力も人間性で、人と人と、音楽と音楽を平和的に結び付けているところかな。さらに、アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで、MPCで人間味のあるビートを入れながらサウンドをハイブリッドにプロデュースして、ヒップホップ黎明期のアメリカで起こっていたようなムーブメントを日本で形にしていますよね。あと、「日比谷音楽祭」のリハーサル中に僕がフィーリングで弾いていたベースラインに対して、表現したい音をきちんと提案してくれたんですよ。これって、音楽への愛と相手へのリスペクトがなければできないことで、その時に「本当にすごいアーティストが出てきたんだな」と実感しました。
DEFENDERに座った感想
亀田さんは過去にDEFENDERの運転・乗車経験がありますが、STUTSさんは実際に目にするのも初めてだそうですね。
STUTS:陳腐な表現になってしまうんですが、スタジオに入った瞬間に思ったのは「大きくてタフそう」です(笑)。
亀田:そうそう! 番組「DEFENDER BLAZE A TRAIL」の収録現場にもDEFENDERが用意されていると、ゲストの皆さんもほぼ100%同じような感想です(笑)。
STUTS:よかったです! でも、どこか気品が漂っていると感じますね。
亀田:分かる分かる! マッシブなオーラもありつつイギリス車らしいジェントルマンな品格がある、“上品な屈強さ”とでも言うのかな。
クルマを購入するうえで、“屈強さ”はポイントになり得ますか?
STUTS:少なからず求めますね。単純に高速道路を走行中などに衝突された時、大変なことにならないほうが絶対に良いので……!
亀田:DEFENDERの名の通り、走行中でも守られているような安心感は抜群ですよ。地面との接地感も重厚でしっとりしていて、ラグジュアリーでスポーティーな走りを楽しめます。
実際に乗車された感想はいかがでしょうか?
STUTS:とにかく遮音性が凄くて、スタジオで流れているBGMやカメラのシャッターなど、外の音が全然聞こえないですね。亀田さんがおっしゃられていた安心感に通ずるものがあります。
亀田:自分の世界に入れるよね。
STUTS:その通りです! それに、見ただけでテンションが上がる内装をしているのと、中央に設置されたタッチパネル仕様のモニターで全ての操作が完結するわけではなく、エアコンなどの調整を物理的なフィジカルで行えるのが嬉しいです。個人的に運転中は画面を見ず、直感的にボタンを操作する方が好きなんですよね。
亀田:フィジカルの操作性に着目するのは、日頃MPCを叩いているSTUTSさんならではの着眼点だな〜!
STUTS:フィジカルで操作することで、モノに愛着が湧くタイプなんです。あと、MPCは何も見ずに操作できるんですけど、その段階まで到達するとモノと一体化しているような感覚になるんですよね。分かりやすい例だと、パソコンのキーボードは使うけど、タブレットのタッチスクリーン仕様のキーボードは使わない、みたいな。
亀田:僕もまさに同じ(笑)。ペンを使ってタブレットに文字を書き込むことはあるけど、あのタッチスクリーンのキーボードを使うのは苦手です。フィジカルのボタンで直感的な操作ができるのは、運転中は特に重要かもしれないね。
STUTS:最初からタッチスクリーンが当たり前の世代からしたら、この感覚は分からないかもしれないんですけど、僕は大学生の頃にタッチスクリーンが身近になった世代なので、やっぱりボタンの方が馴染みがあるアナログ人間です(笑)。とはいえ、ナビの設定やBluetoothの接続はモニターが大きかったので操作性が良く、デジタルとフィジカルの棲み分けが最適化されていると思います。
亀田:歴史と伝統のあるDEFENDERらしい質実剛健な部分を残しながら、今の生活様式に寄り添った進化をしているんだよね。このデジタルとフィジカルの絶妙なニュアンスの哲学は、いろいろな選択肢がある外観や構造の部分にも落とし込まれていると思っていて、エンジンをかけるとV型8気筒が「ブロロロロンッ!」と鳴る感じとか、まさに。ただ、レトロを意図的に演出しているような感じはしない。音楽にもいえる大事なことだよね。
音響面はどうだったか?
音楽プロデューサーのお二人にぜひお伺いしたいのが、音響面についてです。DEFENDERは、英国を代表する老舗オーディオブランド Meridian Audio(メリディアン・オーディオ)のスピーカーとデュアルチャンネル・サブウーファーを搭載しているのですが、いかがでしたか?
亀田:試しに、僕が今一番気に入っているCharli XCXの“360 featuring robyn & yung lean”を聴いてもらったけど、どうだった?
STUTS:音の解像度が高く、迫力もありつつ品もあり、どの座席でも同じように音楽が聴こえる鳴り方を感じましたね。車内が広くて天井が高いこともあって、音に包まれるような印象です。
亀田:それでいて、誰が聴いても心地良いナチュラルなサウンドだよね。これは普通のようで非常に重要なことだし、“イギリスの車メーカーだからイギリスのオーディオメーカーでリスニング環境を整える”というのは、先ほどの話にも繋がるDEFENDERらしさだと思うな。
車内というのは、スピーカーを通して音楽と接する空間であり、時に極上のリスニングルームとも称されますが、よく聴くアーティストやアルバムなどはありますか?
STUTS:最近はご無沙汰なんですが、目的地に合わせたドライブ用のプレイリストを作ることはありますね。
亀田:さすが、DJもできる人は違うね〜!
STUTS:やっぱり、不思議とドライブに合う曲ってあるんですよね。それを集めたプレイリストを聴きながら運転しているだけで、自然と気分が良くなります。あとは、自分の制作途中の楽曲を聴くことが多くて、運転しながらだと客観的に聴けるんですよね。
亀田:驚いたことに、僕もなんですよ。毎日現場に自分で車を運転して行くのですが、その道中にレコーディングに入っているものからプリプロ過程のものまで聴きますね。客観的に聴けるうえに、車内では作り直すことができないからこそ考えが煮詰まり過ぎず、たとえ修正点が見つかったとしても前向きな気持ちになれるんですよ。それ以外だと、最新のヒット曲に触れたいのでグローバルトップ50と、ピュアな少年性を保つような意味で子どもの頃から聴いてきたカーラジオを流しています。
一方で、運転中に新しいアイディアが閃く瞬間はありますか?
STUTS:いろいろな音楽を流してリズムやフィーリングのアイディアを掴んだり、未完成のトラックを流して思い付いたフレーズをなんとなく口ずさみ、方向性を決めることもありますね。
リアルイベントが11月16〜17日に東京・豊洲で開催
今回の対談は、来月に控えるリアルイベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」の開催を記念して実現しました。最後に、意気込みやメッセージをお願いします。
亀田:音楽と都心のアミューズメントのマリアージュのようなイベントにしたいと思っています。試乗プログラムはもちろん、「DEFENDER BLAZE A TRAIL」の公開収録、STUTSさんをはじめとした素晴らしいアーティストの方々によるライブ、さまざまなワークショップやアクティビティなどが用意されていて、DEFENDERの世界観を通した人生の楽しみ方や在り方を体験できるはずです。フリーイベントですから、みなさんぜひ来てくださいね!
STUTS:今日、ライブ前にDEFENDERに乗れたこと、そして亀田さんの音楽や車に対する想いも伺えたことは、当日のセットリストに何かしらの形で活かされると思います。僕は自分にできることを精一杯やるだけですが、普段通り良いライブができるように頑張りますので、足を運んでいただけると嬉しいです!
DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024
東京豊洲のベイエリアに位置する開放感あふれる会場では、各種試乗プログラムをはじめディフェンダーの世界観がご体感になれる多彩なアクティビティが用意されている。気軽に参加してみよう。
日程:11月16日(土)、17日(日)
時間:10:00-20:00 ※最終入場19:30
会場:CITABRIA BAYPARK Grill&Bar
住所:東京都江東区豊洲6-4-26
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※STUTSは、11月16日(土)14:00に登場
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