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気鋭なヒップホップデュオ、アースギャングに迫る

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ハードコアヒップホップから派生したトラップミュージック発祥の地としても有名なジョージア州のアトランタ出身で、ジェイ・コール(J. Cole)が率いるレーベル Dreamville(ドリームヴィル)に所属しているヒップホップデュオの EARTHGANG(アース・ギャング)。オル(Olu)とワオグレイト(WowGr8)の2人によって構成され、唯一無二の表現力、そして力強いライブパフォーマンスが世界中から高い評価を得ているアーティストだ。オーガニックで野生味あふれる楽曲の良さはもちろんのこと、ファッションやパフォーマンスをする姿までもが新鮮に映る。そんな EARTHGANG は、ニューアルバムPerfect Fantasyの制作の一環として今夏東京を訪れ、日本のカルチャーコミュニティに触れつつ、その理解を深めるため各所を回っていた。

そこで『Hypebeast』は、EARTHGANGの2人が東京に滞在するその期間中にインタビューを決行し、東京での思い出を切り撮ったフォトレポートとともに彼らの魅力についてお届けする。

ファッションもヒップホップもアートだろ?って話なんですよ

Hypebeast:まずは、日本に来られた理由を教えてください。

WowGr8:一度、東京を見てみたかったんです。そして、今回は様々な場所で動画や写真などを撮影して回ったんですよ。

Olu:僕らは日本のカルチャーが大好きなんです。伝統的なものから現代にいたるまで、とてもクリエイティブですよね。だから、日本には前から行きたいと思っていました。

東京での滞在期間はどれくらいですか?

Olu:1週間です。

とても忙しいスケジュールだったとお聞きしています。

Olu:本当に目まぐるしくて、気づいたら今日(滞在最終日)を迎えていましたね。明日はもうすぐに帰らなきゃいけないから。

WowGr8:でも、すぐに戻ってきます! 僕は今回の来日で、東京がさらに好きになりました。本当に素敵な国だから、今すぐ来たほうがいいよって家族に毎日電話しちゃってたくらいです(笑)

Olu:世間的に有名なアニメとかサムライのカルチャーだけでなく、もっと日本を身近な視点で見てみたくなりましたね。次に来るときは富士山とか火山とかをこの目で見てみたいなと思っています。

どういった場所に行かれたのでしょうか?

Olu:新宿や原宿、渋谷、その他に千代田区とかのほうも行きましたよ。

WowGr8:どこも最高の思い出になっているけど、前から行きたかった『渋谷PARCO』の『ポケモンセンターシブヤ』に行けて嬉しかったです。

話を少し戻します。東京に来た理由で様々な場所で撮影して回ったとのことですが、それは次にリリースされるアルバムのためですか?

Olu:そうですね。もうすでに(アルバムは)完成しつつあるのですが、今はそれの最終仕上げをしている感じです。画期的で、これまでにないアルバムになる予定なので楽しみにしておいてください。

WowGr8:皆さんがきっと知っているだろうあの有名なアーティストがゲストとして参加していたり、あとはこれまでツアーで回った国や地域の音楽も要素として盛り込んでいます。今回のアルバムは僕らのこれまでの旅を表現した、集大成のようなものになる予定です。

かなり楽しみです。今回訪れた東京と、お2人の地元であるアトランタに共通点はありますか?

WowGr8:面白い質問だな。どこが似ているんだろう。

Olu:おそらく共通点は、どちらもクリエイティブな都市ということではないでしょうか。東京もアトランタも、多くの人が違ったルーツを持ちながら共存していますよね。それはクリエイティブなマインドがないとできないことですし、様々なカルチャーが混ざり合っているという点もすごく似ている気がします。

なるほど。ちなみに好きな日本のアニメはありますか?

WowGr8:人生のナンバーワンは今のところ『鋼の錬金術師』で、最近だと『呪術廻戦』も面白かったし『ソウルイーター』も好きです。作品を挙げていったらキリがないほどアニメは大好きで、昔のアニメも『カウボーイビバップ』や『AKIRA』とか、叔父と一緒に見ていたんですよ。

Olu:『ドラゴンボールZ』や『BLEACH』が好きでよく見ていたかな。でも今はスタジオジブリの作品にハマっていますね。僕は日本のアニメのストーリーテリングのスタイルが好きで、クレイジーな設定でもちゃんと背景が描かれていることにとても感心しています。

WowGr8:クレイジーな設定って『進撃の巨人』のことでしょ?

Olu:そう、それ! ジブリ作品や『進撃の巨人』などは、人間が本来持っている忠誠心や愛、自己犠牲といった根本的な部分を細かく描いていて、自分の人生にとっても学びになるんですよ。

お2人とも日本のアニメが本当に好きなんですね。それでは次に、EARTHGANGを結成した経緯について教えてください。

WowGr8:僕ら2人は地元アトランタの高校で出会って、そこでEARTHGANGを名乗り始めたんです。そして、大学に進学してからは音楽制作のプロセスやブランディングなどを徹底的に磨き、Spillage Village(スピレッジヴィレッジ)というコレクティブも結成しました。大学卒業後はもう音楽しかないって感じだったので、小さなライブから経験を積み重ね、やがて全国ツアーに出るようになり、最終的にレーベルとも契約を果たしたんですよね。

EARTHGANGという名前には何か意味が込められているのでしょうか?

WowGr8:この名前に込めた意味は、人間として地球人らしくありたかったから。僕らはアトランタの狭い町で生まれ育って、何とも言えない閉塞感を味わっていました。その中で、もっと外の世界が見たいって常に思っていたし、10代後半はそういった気持ちでうずうずしていたんですよね。そういった意味を込めて、外の世界をもっと見るためにEARTHGANGと名乗るようになり、今も変わらずグローバルな視点で幅広く活動しています。

Olu:世界中にあふれる映画や音楽、ライフスタイル、食べ物など、僕らは全てのものから影響を受けて生きているから、そういったモノや経験へのリスペクトも(EARTHGANGには)込めていますね。

最近はどういった音楽が気になりますか?

WowGr8:このジャンルだけを聴くってことはしないから、色々なものをチェックしています。例えば、美術館に行って1人のアーティストの作品だけを観て帰ることはしないじゃないですか? きっと他の展示物も観るだろうし、そういった感覚で僕らは音楽を聴いています。その中でも最近よく聴くのはPinkPantheress(ピンクパンサレス)、あとは、BossMan Dlow(ボスマン・ディロウ)とかかな。

Olu:最近は言葉がないインストルメンタル系の音楽をよく聴いています。例えばクラシックや瞑想音楽、映画音楽とか、そういったものですかね。明確な理由があるわけではないのですが、今はそういうフェーズに自分がいるんだと思います。その他は、Tems(ティムス)の『Born in the Wild』は何度も繰り返して聞きましたね。最高だった。

音楽などの情報はどうやって仕入れているのでしょうか?

Olu:その時聴いて気になった音楽はシャザムしています。あとは友達からのおすすめを聴くことが多いですかね。

様々なジャンルの音楽を聴いているからこそ、EARTHGANGの音楽はヒップホップでありながら、それ以上の自由なスタイルを体現できているということですか?

WowGr8:どんなものからでもインスピレーションを受けることがあります。なので、クリエイターの僕たちは様々なジャンルから影響を受けつつ、最終的にヒップホップとして表現しているんですよ。

様々な要素が混ざり合ってEARTHGANGの音楽になっているんですね。

WowGr8:そうですね。旅も家族もだし……。

Olu:見知らぬ人とか物語からも。

WowGr8:そうだね!あとは、両親とか祖父母もね。小さい頃に祖母がギリシャ料理を作りながら口ずさんでいたメロディなんかも未だに残っているし、そういった過去や現在、そして未来からも、僕らが作り出す作品は影響を受けているはずです。

そのような様々なものや経験からインスピレーションを受けとった時、すぐに作品に昇華させているのでしょうか?

WowGr8:とにかくすぐにやりますね。胸が高まるような音楽を作るには、その時々の爆発しそうな感情を新鮮な状態で込めなきゃいけないと思っていて、もちろん思い出をためこんで作ることもできるけど、この気持ちを表現したいと思ったときにすぐやったほうが、僕らにとっては自然な気がします。

Olu:その瞬間に思いついたメロディやリリックをスマホに打ち込んだりはしますね。

WowGr8:スマホのアプリで言うと、よく使っているのは『TIZE』と『BandLab』です。どこにいてもリアルタイムで作れるから、次の仕事に向かう車の中で1曲作ったりしていますね。そういう感じで作るスタイルが好きなんですよ。

そうだったんですね。普段から制作スピードは速いほうですか?

WowGr8:子供の頃から早く作り上げることに美学を感じていました。かといって、じっくり作り上げることが悪いと言っているわけではないのですが、少なくとも最初の初期衝動を表現するには、外出先でも制作できるようにしておいたほうがいいと思っています。

お2人のファッションに関してもお聞きしたいのですが、どういったスタイルが好みですか?

Olu:ファッションはディテールにこだわっています。例えば、オールブラックのアイテムでも袖のカットやドローコードとか、そういったディテールが僕にとっては重要なんです。あとはそのブランドのストーリーも大事にしていますね。ただ有名な人が作った服よりも、デザイナーの想いが込められたアート作品を身に纏っていたいんですよ。

WowGr8:高いだけの服に興味は湧かないですね。何も意思がなくて、高級なアイテムばっか着ているような奴にはなりたくないです。ファッションもヒップホップもアートだろ?って話なんですよ。

好きな東京のブランドはありますか?

WowGr8:sacaiが好きですね。そこまで日本のブランドが詳しいわけじゃないんですが、作り方とか彼らのストーリーも含めて好きなんですよ。

Olu:僕はUNDERCOVERが好きです。

WowGr8:AMBUSH®もそうだし、東京のファッションブランドは大好きですよ!

ありがとうございます。最後に『Hypebeast』読者に向けて何かメッセージをいただけますでしょうか?

Olu:君らはみんなクールだよ!そのままクールにい続けるべきだと思います。

WowGr8:自分のアイデンティティを受け入れて、それを成長させてください。そのためにはあらゆる場面でリスクを背負う必要がありますが、地球上のみんながチャレンジであり続ければ、それだけできっといい世界になるはずです。

Olu:日本の皆さんやカルチャーをリスペクトしています。世界は回り続けるし、僕らも止まらずに活動し続けるので、応援よろしくお願いしますね。

 

今年12月5日にはPerfect Fantasyツアーの皮切りとして東京公演も予定しているEARTHGANGの二人からますます目が離せない。チケット情報は EARTHGANG 公式ホームページにてチェックしよう。

今回『Hypebeast』には、T-Pain(ティーペイン)との楽曲“ Love You More feat. T-Pain“”のプロジェクトのティーザーも特別にシェアしてくれたので以下のReelもチェックしてほしい。

来日していた気鋭ヒップホップデュオ、アースギャングに迫る EARTHGANG | Interviews

Earthgang
2008年に結成したアトランタ出身のOluとWowGr8からなるヒップポップデュオ。グラミー受賞歴もあり、ヒップホップだけではなく、R&Bやジャズ、ゴスペルなどの要素を加えたオリジナルな音楽作品で世界中から多くの人気を集めている。

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ハードコアヒップホップから派生したトラップミュージック発祥の地としても有名なジョージア州のアトランタ出身で、ジェイ・コール(J. Cole)が率いるレーベル Dreamville(ドリームヴィル)に所属しているヒップホップデュオの EARTHGANG(アース・ギャング)。オル(Olu)とワオグレイト(WowGr8)の2人によって構成され、唯一無二の表現力、そして力強いライブパフォーマンスが世界中から高い評価を得ているアーティストだ。オーガニックで野生味あふれる楽曲の良さはもちろんのこと、ファッションやパフォーマンスをする姿までもが新鮮に映る。そんな EARTHGANG は、ニューアルバムPerfect Fantasyの制作の一環として今夏東京を訪れ、日本のカルチャーコミュニティに触れつつ、その理解を深めるため各所を回っていた。

そこで『Hypebeast』は、EARTHGANGの2人が東京に滞在するその期間中にインタビューを決行し、東京での思い出を切り撮ったフォトレポートとともに彼らの魅力についてお届けする。

ファッションもヒップホップもアートだろ?って話なんですよ

Hypebeast:まずは、日本に来られた理由を教えてください。

WowGr8:一度、東京を見てみたかったんです。そして、今回は様々な場所で動画や写真などを撮影して回ったんですよ。

Olu:僕らは日本のカルチャーが大好きなんです。伝統的なものから現代にいたるまで、とてもクリエイティブですよね。だから、日本には前から行きたいと思っていました。

東京での滞在期間はどれくらいですか?

Olu:1週間です。

とても忙しいスケジュールだったとお聞きしています。

Olu:本当に目まぐるしくて、気づいたら今日(滞在最終日)を迎えていましたね。明日はもうすぐに帰らなきゃいけないから。

WowGr8:でも、すぐに戻ってきます! 僕は今回の来日で、東京がさらに好きになりました。本当に素敵な国だから、今すぐ来たほうがいいよって家族に毎日電話しちゃってたくらいです(笑)

Olu:世間的に有名なアニメとかサムライのカルチャーだけでなく、もっと日本を身近な視点で見てみたくなりましたね。次に来るときは富士山とか火山とかをこの目で見てみたいなと思っています。

どういった場所に行かれたのでしょうか?

Olu:新宿や原宿、渋谷、その他に千代田区とかのほうも行きましたよ。

WowGr8:どこも最高の思い出になっているけど、前から行きたかった『渋谷PARCO』の『ポケモンセンターシブヤ』に行けて嬉しかったです。

話を少し戻します。東京に来た理由で様々な場所で撮影して回ったとのことですが、それは次にリリースされるアルバムのためですか?

Olu:そうですね。もうすでに(アルバムは)完成しつつあるのですが、今はそれの最終仕上げをしている感じです。画期的で、これまでにないアルバムになる予定なので楽しみにしておいてください。

WowGr8:皆さんがきっと知っているだろうあの有名なアーティストがゲストとして参加していたり、あとはこれまでツアーで回った国や地域の音楽も要素として盛り込んでいます。今回のアルバムは僕らのこれまでの旅を表現した、集大成のようなものになる予定です。

かなり楽しみです。今回訪れた東京と、お2人の地元であるアトランタに共通点はありますか?

WowGr8:面白い質問だな。どこが似ているんだろう。

Olu:おそらく共通点は、どちらもクリエイティブな都市ということではないでしょうか。東京もアトランタも、多くの人が違ったルーツを持ちながら共存していますよね。それはクリエイティブなマインドがないとできないことですし、様々なカルチャーが混ざり合っているという点もすごく似ている気がします。

なるほど。ちなみに好きな日本のアニメはありますか?

WowGr8:人生のナンバーワンは今のところ『鋼の錬金術師』で、最近だと『呪術廻戦』も面白かったし『ソウルイーター』も好きです。作品を挙げていったらキリがないほどアニメは大好きで、昔のアニメも『カウボーイビバップ』や『AKIRA』とか、叔父と一緒に見ていたんですよ。

Olu:『ドラゴンボールZ』や『BLEACH』が好きでよく見ていたかな。でも今はスタジオジブリの作品にハマっていますね。僕は日本のアニメのストーリーテリングのスタイルが好きで、クレイジーな設定でもちゃんと背景が描かれていることにとても感心しています。

WowGr8:クレイジーな設定って『進撃の巨人』のことでしょ?

Olu:そう、それ! ジブリ作品や『進撃の巨人』などは、人間が本来持っている忠誠心や愛、自己犠牲といった根本的な部分を細かく描いていて、自分の人生にとっても学びになるんですよ。

お2人とも日本のアニメが本当に好きなんですね。それでは次に、EARTHGANGを結成した経緯について教えてください。

WowGr8:僕ら2人は地元アトランタの高校で出会って、そこでEARTHGANGを名乗り始めたんです。そして、大学に進学してからは音楽制作のプロセスやブランディングなどを徹底的に磨き、Spillage Village(スピレッジヴィレッジ)というコレクティブも結成しました。大学卒業後はもう音楽しかないって感じだったので、小さなライブから経験を積み重ね、やがて全国ツアーに出るようになり、最終的にレーベルとも契約を果たしたんですよね。

EARTHGANGという名前には何か意味が込められているのでしょうか?

WowGr8:この名前に込めた意味は、人間として地球人らしくありたかったから。僕らはアトランタの狭い町で生まれ育って、何とも言えない閉塞感を味わっていました。その中で、もっと外の世界が見たいって常に思っていたし、10代後半はそういった気持ちでうずうずしていたんですよね。そういった意味を込めて、外の世界をもっと見るためにEARTHGANGと名乗るようになり、今も変わらずグローバルな視点で幅広く活動しています。

Olu:世界中にあふれる映画や音楽、ライフスタイル、食べ物など、僕らは全てのものから影響を受けて生きているから、そういったモノや経験へのリスペクトも(EARTHGANGには)込めていますね。

最近はどういった音楽が気になりますか?

WowGr8:このジャンルだけを聴くってことはしないから、色々なものをチェックしています。例えば、美術館に行って1人のアーティストの作品だけを観て帰ることはしないじゃないですか? きっと他の展示物も観るだろうし、そういった感覚で僕らは音楽を聴いています。その中でも最近よく聴くのはPinkPantheress(ピンクパンサレス)、あとは、BossMan Dlow(ボスマン・ディロウ)とかかな。

Olu:最近は言葉がないインストルメンタル系の音楽をよく聴いています。例えばクラシックや瞑想音楽、映画音楽とか、そういったものですかね。明確な理由があるわけではないのですが、今はそういうフェーズに自分がいるんだと思います。その他は、Tems(ティムス)の『Born in the Wild』は何度も繰り返して聞きましたね。最高だった。

音楽などの情報はどうやって仕入れているのでしょうか?

Olu:その時聴いて気になった音楽はシャザムしています。あとは友達からのおすすめを聴くことが多いですかね。

様々なジャンルの音楽を聴いているからこそ、EARTHGANGの音楽はヒップホップでありながら、それ以上の自由なスタイルを体現できているということですか?

WowGr8:どんなものからでもインスピレーションを受けることがあります。なので、クリエイターの僕たちは様々なジャンルから影響を受けつつ、最終的にヒップホップとして表現しているんですよ。

様々な要素が混ざり合ってEARTHGANGの音楽になっているんですね。

WowGr8:そうですね。旅も家族もだし……。

Olu:見知らぬ人とか物語からも。

WowGr8:そうだね!あとは、両親とか祖父母もね。小さい頃に祖母がギリシャ料理を作りながら口ずさんでいたメロディなんかも未だに残っているし、そういった過去や現在、そして未来からも、僕らが作り出す作品は影響を受けているはずです。

そのような様々なものや経験からインスピレーションを受けとった時、すぐに作品に昇華させているのでしょうか?

WowGr8:とにかくすぐにやりますね。胸が高まるような音楽を作るには、その時々の爆発しそうな感情を新鮮な状態で込めなきゃいけないと思っていて、もちろん思い出をためこんで作ることもできるけど、この気持ちを表現したいと思ったときにすぐやったほうが、僕らにとっては自然な気がします。

Olu:その瞬間に思いついたメロディやリリックをスマホに打ち込んだりはしますね。

WowGr8:スマホのアプリで言うと、よく使っているのは『TIZE』と『BandLab』です。どこにいてもリアルタイムで作れるから、次の仕事に向かう車の中で1曲作ったりしていますね。そういう感じで作るスタイルが好きなんですよ。

そうだったんですね。普段から制作スピードは速いほうですか?

WowGr8:子供の頃から早く作り上げることに美学を感じていました。かといって、じっくり作り上げることが悪いと言っているわけではないのですが、少なくとも最初の初期衝動を表現するには、外出先でも制作できるようにしておいたほうがいいと思っています。

お2人のファッションに関してもお聞きしたいのですが、どういったスタイルが好みですか?

Olu:ファッションはディテールにこだわっています。例えば、オールブラックのアイテムでも袖のカットやドローコードとか、そういったディテールが僕にとっては重要なんです。あとはそのブランドのストーリーも大事にしていますね。ただ有名な人が作った服よりも、デザイナーの想いが込められたアート作品を身に纏っていたいんですよ。

WowGr8:高いだけの服に興味は湧かないですね。何も意思がなくて、高級なアイテムばっか着ているような奴にはなりたくないです。ファッションもヒップホップもアートだろ?って話なんですよ。

好きな東京のブランドはありますか?

WowGr8:sacaiが好きですね。そこまで日本のブランドが詳しいわけじゃないんですが、作り方とか彼らのストーリーも含めて好きなんですよ。

Olu:僕はUNDERCOVERが好きです。

WowGr8:AMBUSH®もそうだし、東京のファッションブランドは大好きですよ!

ありがとうございます。最後に『Hypebeast』読者に向けて何かメッセージをいただけますでしょうか?

Olu:君らはみんなクールだよ!そのままクールにい続けるべきだと思います。

WowGr8:自分のアイデンティティを受け入れて、それを成長させてください。そのためにはあらゆる場面でリスクを背負う必要がありますが、地球上のみんながチャレンジであり続ければ、それだけできっといい世界になるはずです。

Olu:日本の皆さんやカルチャーをリスペクトしています。世界は回り続けるし、僕らも止まらずに活動し続けるので、応援よろしくお願いしますね。

 

今年12月5日にはPerfect Fantasyツアーの皮切りとして東京公演も予定しているEARTHGANGの二人からますます目が離せない。チケット情報は EARTHGANG 公式ホームページにてチェックしよう。

今回『Hypebeast』には、T-Pain(ティーペイン)との楽曲“ Love You More feat. T-Pain“”のプロジェクトのティーザーも特別にシェアしてくれたので以下のReelもチェックしてほしい。

来日していた気鋭ヒップホップデュオ、アースギャングに迫る EARTHGANG | Interviews

Earthgang
2008年に結成したアトランタ出身のOluとWowGr8からなるヒップポップデュオ。グラミー受賞歴もあり、ヒップホップだけではなく、R&Bやジャズ、ゴスペルなどの要素を加えたオリジナルな音楽作品で世界中から多くの人気を集めている。

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