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2019年に設立された韓国・ソウル発の〈SAN SAN GEAR(サンサンギア)〉は、アウトドアとサブカルチャーの要素をミックスした未来的なスタイルで、韓国の若者を中心に支持を得る気鋭のストリートブランドだ。メンバーは20代を中心に構成されており、毎シーズン、メンバーらが刺激を受けたものごとから着想し、それをもととしてデザインやキャンペーンに落とし込んでいる。これまで、2020年春夏コレクションのローンチを皮切りにテクニカルなプロダクトを展開するほか、ソウル発のカルチャーメディア『VISLA Magazine』や、韓国の新鋭アーティスト KOESYらとの協業など、ジャンルの垣根を越えた発表も行ってきた。
最近では韓国最注目バンド Silica Gel(シリカゲル)のMV製作や、昨年の「FujiRock」にも出演し話題となったオルタナティブK-POPバンド バーミング・タイガー(Balming Tiger)が出演する誌面のディレクションなど、アパレルブランドの枠に収まらないクリエイティブを魅せている。
去る4月、東京・神宮前の『THE PLUG』にてそんな〈SAN SAN GEAR〉とレイブカルチャーを基盤とするクリエイティブレーベル The Internatiiionalのポップアップストア “RAVE SPORT ACTIVITY Vol.2”が行われた。本ポップアップでは、〈SAN SAN GEAR〉の実用主義的なデザインと、The Internatiiionalのレイブカルチャーに対する解釈を融合させた両者のコラボコレクションを展開。本コレクションは、レイブスタイルをスポーツウェアのコードで再解釈した全9アイテムがラインアップ。具体的には、ダークトーンで仕上げた、テクニカルジャケットや涼しげなTシャツ、スキンタイトなコンプレッションウェア、アクセサリー、ヘッドウェアなど、忍者を彷彿とさせるプロダクトが揃った。
今回『Hypebeast』は、初めて日本で(コラボレーションではあるが)単独ポップアップを行なった〈SAN SAN GEAR〉の創設者でありクリエイティブ・ディレクターであるイ・サンヨプ(Sangyeob Lee)へミニインタビューを敢行。国内ではまだその全貌が明らかとなっていない同ブランドの立ち上げのきっかけやから、本ポップアップに並ぶなかでもお気に入りのアイテム、これからの展望までを伺った。
Hypebeast:SAN SAN GEARを始めることになったきっかけを教えていただけますか?
僕はSAN SAN GEARを始めるまで、スケートボードに明け暮れていました。ですが、スケートをしているうちに、自然とストリートブランドにも興味が湧いてきて。そんななかで、ストリートとテックのテイストを融合させたブランドを始めたいと思ったんです。その発想がきっかけとなり、ストリートのデザインに、サブカルチャーの要素を取り入れたブランドをスタートしました。SAN SAN GEARの“テック”というのは、機能性というよりも、“テッキーなデザイン”というものを重視しています。
今回のポップアップは、どのような経緯で開催することになったのでしょうか?
2023年あたりから、日本に住んでいる方がSAN SAN GEARを購入してくれることが増えたんです。そのタイミングでちょうど、The Internatiiionalという韓国のクルーとのコラボレーションが決まって。そこで彼らが日本の音楽シーンのコアな人たちとのつながりがあることが分かり、その話のなかで今回のパーティ会場となった不眠遊戯ライオンのことも知りました。そういった会話の流れで、せっかくなら日本で一緒にポップアップとパーティをやってみようかとなったんです。
日本には、どういった人たちとの交流があるのか教えていただけますか。
グラフィックデザイナーのGUCCIMAZE®さんや、ダンスミュージックプロジェクトであるRave Racersのメンバーとは、韓国のMODECiというクラブで知り合いました。ほかにも、JIAN YEやryawという日本のブランドのデザイナーなど、実際に会ったことはないのですが、Instagramで連絡を取っている方もいます。
それと、SupremeのモデルをやっているTAITOWAVEとは、つい先日SAN SAN GEARのルック撮影をしてきました。友達から紹介してもらったので、最初は彼が有名な方だと気付いていなくて。モデルをしていることは知っていたのですが、渋谷で彼と歩いているとすごく注目されるんです(笑)。それで気付きましたね。Supremeなどのルックに出ていることも知らなかったので、それを聞いた際にはとても驚きました。
SAN SAN GEARのデザインのインスピレーション源になっているものはありますか?
デザインのインスピレーション源は、自分の周りの人たちがどう過ごしているか、何をしているかによって変わっていきます。そういった意味では、周りにすごく影響を受けていますね。なにかカッコいいと思うものがあれば、どんどん取り入れていきたいと思っています。The Internatiiionalとのコラボレーションも、彼らがMODECiで開催したパーティに僕たちが遊びに行って、パーティに感動して“一緒になにかやらないか”と声を掛けたんです。あれは、惚れた感覚に近いですね。
これからのSAN SAN GEARのスタイルの方向性については、今ちょうど悩んでいて。現在はテックなスタイルが主流となっていますが、徐々にカジュアルさも取り入れていきたいです。現在のデザインは、服に線などが入っているものが多いですが、グラフィックを取り入れたり、素材の良さを活かした服をもっと作っていきたいと考えていますね。
今回のコラボレーションのお気に入りアイテムを教えてください。
まずは、このジャケットですね。これは、クラブのなかが暑くて上着を着ていられない際に役立ちます。脱いだとしても、踊るならば手荷物が増えるのは嫌ですよね。そんな際にピッタリなディテールを搭載しました。(下写真参照)また、袖からは指も出せるのですが、こういった“忍者”のようなシルエットになることも今回のテーマのひとつです。
それと、このパンツ。長いと感じたら、こうして下の紐を引くことで短くなり、簡単に長さの調整をすることができます。少し時間はかかるのですが(笑)。最大で、7部丈くらいになります。紐はここまで上がりますね。あとは、ここの小さなポケットにドリンクチケットなども入ります。
今回はThe Internatiiionalとのコラボレーションなので、クラブに着ていくのに最適かどうかを考えて作りました。コレクションのイメージは、“レイブ忍者”。具体的には、レイブを楽しむ忍者をテーマとしていますね。クラブは暗いし、来ているお客さんも黒い洋服を纏っている人が多いイメージがあったんです。なので、そこから忍者を連想しました。
最後に『Hypebeast』の読者に一言あればお願いします。
今回のポップアップは入念な準備を行いましたが、まだまだ全然完璧ではなくて。最近、ソウルのハプチョンドンに旗艦店をオープンしたので、ぜひ韓国に来る機会があれば遊びに来て欲しいです。そこでは僕たちの世界観をより感じることができるし、オープンするにあたってたくさんお金も使ったので(笑)。
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2019年に設立された韓国・ソウル発の〈SAN SAN GEAR(サンサンギア)〉は、アウトドアとサブカルチャーの要素をミックスした未来的なスタイルで、韓国の若者を中心に支持を得る気鋭のストリートブランドだ。メンバーは20代を中心に構成されており、毎シーズン、メンバーらが刺激を受けたものごとから着想し、それをもととしてデザインやキャンペーンに落とし込んでいる。これまで、2020年春夏コレクションのローンチを皮切りにテクニカルなプロダクトを展開するほか、ソウル発のカルチャーメディア『VISLA Magazine』や、韓国の新鋭アーティスト KOESYらとの協業など、ジャンルの垣根を越えた発表も行ってきた。
最近では韓国最注目バンド Silica Gel(シリカゲル)のMV製作や、昨年の「FujiRock」にも出演し話題となったオルタナティブK-POPバンド バーミング・タイガー(Balming Tiger)が出演する誌面のディレクションなど、アパレルブランドの枠に収まらないクリエイティブを魅せている。
去る4月、東京・神宮前の『THE PLUG』にてそんな〈SAN SAN GEAR〉とレイブカルチャーを基盤とするクリエイティブレーベル The Internatiiionalのポップアップストア “RAVE SPORT ACTIVITY Vol.2”が行われた。本ポップアップでは、〈SAN SAN GEAR〉の実用主義的なデザインと、The Internatiiionalのレイブカルチャーに対する解釈を融合させた両者のコラボコレクションを展開。本コレクションは、レイブスタイルをスポーツウェアのコードで再解釈した全9アイテムがラインアップ。具体的には、ダークトーンで仕上げた、テクニカルジャケットや涼しげなTシャツ、スキンタイトなコンプレッションウェア、アクセサリー、ヘッドウェアなど、忍者を彷彿とさせるプロダクトが揃った。
今回『Hypebeast』は、初めて日本で(コラボレーションではあるが)単独ポップアップを行なった〈SAN SAN GEAR〉の創設者でありクリエイティブ・ディレクターであるイ・サンヨプ(Sangyeob Lee)へミニインタビューを敢行。国内ではまだその全貌が明らかとなっていない同ブランドの立ち上げのきっかけやから、本ポップアップに並ぶなかでもお気に入りのアイテム、これからの展望までを伺った。
Hypebeast:SAN SAN GEARを始めることになったきっかけを教えていただけますか?
僕はSAN SAN GEARを始めるまで、スケートボードに明け暮れていました。ですが、スケートをしているうちに、自然とストリートブランドにも興味が湧いてきて。そんななかで、ストリートとテックのテイストを融合させたブランドを始めたいと思ったんです。その発想がきっかけとなり、ストリートのデザインに、サブカルチャーの要素を取り入れたブランドをスタートしました。SAN SAN GEARの“テック”というのは、機能性というよりも、“テッキーなデザイン”というものを重視しています。
今回のポップアップは、どのような経緯で開催することになったのでしょうか?
2023年あたりから、日本に住んでいる方がSAN SAN GEARを購入してくれることが増えたんです。そのタイミングでちょうど、The Internatiiionalという韓国のクルーとのコラボレーションが決まって。そこで彼らが日本の音楽シーンのコアな人たちとのつながりがあることが分かり、その話のなかで今回のパーティ会場となった不眠遊戯ライオンのことも知りました。そういった会話の流れで、せっかくなら日本で一緒にポップアップとパーティをやってみようかとなったんです。
日本には、どういった人たちとの交流があるのか教えていただけますか。
グラフィックデザイナーのGUCCIMAZE®さんや、ダンスミュージックプロジェクトであるRave Racersのメンバーとは、韓国のMODECiというクラブで知り合いました。ほかにも、JIAN YEやryawという日本のブランドのデザイナーなど、実際に会ったことはないのですが、Instagramで連絡を取っている方もいます。
それと、SupremeのモデルをやっているTAITOWAVEとは、つい先日SAN SAN GEARのルック撮影をしてきました。友達から紹介してもらったので、最初は彼が有名な方だと気付いていなくて。モデルをしていることは知っていたのですが、渋谷で彼と歩いているとすごく注目されるんです(笑)。それで気付きましたね。Supremeなどのルックに出ていることも知らなかったので、それを聞いた際にはとても驚きました。
SAN SAN GEARのデザインのインスピレーション源になっているものはありますか?
デザインのインスピレーション源は、自分の周りの人たちがどう過ごしているか、何をしているかによって変わっていきます。そういった意味では、周りにすごく影響を受けていますね。なにかカッコいいと思うものがあれば、どんどん取り入れていきたいと思っています。The Internatiiionalとのコラボレーションも、彼らがMODECiで開催したパーティに僕たちが遊びに行って、パーティに感動して“一緒になにかやらないか”と声を掛けたんです。あれは、惚れた感覚に近いですね。
これからのSAN SAN GEARのスタイルの方向性については、今ちょうど悩んでいて。現在はテックなスタイルが主流となっていますが、徐々にカジュアルさも取り入れていきたいです。現在のデザインは、服に線などが入っているものが多いですが、グラフィックを取り入れたり、素材の良さを活かした服をもっと作っていきたいと考えていますね。
今回のコラボレーションのお気に入りアイテムを教えてください。
まずは、このジャケットですね。これは、クラブのなかが暑くて上着を着ていられない際に役立ちます。脱いだとしても、踊るならば手荷物が増えるのは嫌ですよね。そんな際にピッタリなディテールを搭載しました。(下写真参照)また、袖からは指も出せるのですが、こういった“忍者”のようなシルエットになることも今回のテーマのひとつです。
それと、このパンツ。長いと感じたら、こうして下の紐を引くことで短くなり、簡単に長さの調整をすることができます。少し時間はかかるのですが(笑)。最大で、7部丈くらいになります。紐はここまで上がりますね。あとは、ここの小さなポケットにドリンクチケットなども入ります。
今回はThe Internatiiionalとのコラボレーションなので、クラブに着ていくのに最適かどうかを考えて作りました。コレクションのイメージは、“レイブ忍者”。具体的には、レイブを楽しむ忍者をテーマとしていますね。クラブは暗いし、来ているお客さんも黒い洋服を纏っている人が多いイメージがあったんです。なので、そこから忍者を連想しました。
最後に『Hypebeast』の読者に一言あればお願いします。
今回のポップアップは入念な準備を行いましたが、まだまだ全然完璧ではなくて。最近、ソウルのハプチョンドンに旗艦店をオープンしたので、ぜひ韓国に来る機会があれば遊びに来て欲しいです。そこでは僕たちの世界観をより感じることができるし、オープンするにあたってたくさんお金も使ったので(笑)。
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