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中国がテレビ番組でヒップホップカルチャーに関連するものすべてを放送禁止へ

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ラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』の司会でお馴染みラッパーのUZI(ウジ)が先日大麻所持で逮捕され、ヒップホップカルチャーでの根深い薬物汚染が懸念されるなか、アジアの大国・中国では国家からの圧力によってヒップホップカルチャーが淘汰される危機に直面している。

ラップユニットHigher Brothers(ハイヤーブラザーズ)の躍進や人気テレビ番組『The Rap of China(ザ・ラップ・オブ・チャイナ)』の登場によって中国のヒップホップカルチャーに世界が熱視線を送っていた昨今、中国メディアの中枢を担う国家新聞出版公電総局が突如として「テレビ番組でタトゥーが入った俳優やヒップホップカルチャー、サブカルチャー、それに派生する退廃的な文化を放送すべきでない」、「中国共産党とモラルが一致していない俳優、清潔でない俳優、味がなく下品で猥褻な俳優は絶対に使用してはいけない」と特別要求したようだ。これが事の発端となり人気ラッパーのGAI(ガイ)やVaVa(ヴァヴァ)のテレビ出演がキャンセル、インディーズラッパーのTriple H(トリプル エイチ)は大手ストリーミングサイトでの配信が中止、さらにPG One(ピージー・ワン)は自身の楽曲“Christmas Eve”で薬物に関する歌詞を歌ったために謝罪までさせられるなど、中国ヒップホップカルチャーの人気とは裏腹に壊滅的な状況へと向かっているとのこと。今後のアジアのヒップホップを揺るがす一件だけに、『HYPEBEAST』でも今後新情報が入り次第、ニュースを配信していく意向だ。

あわせて、2000年代に一世風靡したニューヨーク出身のラッパー・Ja Rule(ジャ・ルール)と50 Cent(50セント)によるビーフの再燃に関するニュースもこちらからチェック。

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Source: HYPE BEAST

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