HYPE BEAST
アメリカの大手スポーツ用品チェーン『Foot Locker(フットロッカー)』が、2月25日(現地時間)に2021年11月~22年1月期の決算を発表。この発表を受けて、『Foot Locker』の株価が約35%急落し、同社の時価総額が約9億5,000万ドル(約1,098億100万円)失われたことが明らかになった。『Yahoo! Finance』の記事によると、今回の株価急落の主な原因は、同社が今後〈Nike(ナイキ)〉製品の取り扱いを縮小する見込みであることを発表したからだという。〈Nike〉は現在、同社のビジネスモデルをD2C(Direct to Consumer)への移行を積極的に推進しており、一部の小売パートナーに割り当てる製品を減少する傾向にあるようだ。この戦略を受けて、『Foot Locker』も〈Nike〉製品の取り扱いを全体の60%以下に縮小する旨を明らかにした。今後『Foot Locker』は〈Nike〉製品を引き続き取り扱うものの、より厳選したモデルを数量を制限して提供するとのこと。また、自社のオリジナルブランドの製品により力を入れていくことも表明している。Click…