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ACミランと同じく、イタリア・ミラノをホームタウンとするフットボールクラブとして1908年に創設されたインテル。1929年から90年以上続くセリエAの歴史の中で、唯一降格経験のない名門クラブであり、フットボールに疎い方でも過去に長友佑都が所属していたことでその名くらいは耳にしたことがあるはずだ。だが、インテルというクラブ名が略称であり、フットボール・クラブ・インテルナツィオナーレ・ミラノという正式なクラブ名を知る人はそう多くないだろう。クラブも長年この“正式なクラブ名が知られていない問題”に悩まされていたが、どうやら3月9日の創設113年の節目のタイミングでリブランディングを図り、遂にクラブ名を変更することを決定したそうだ。新クラブ名はインテル・ミラノで、長い名称を簡略化することでグローバルでの認知度向上および本拠地ミラノとの関係を強固にするのが狙いだという。また、クラブ創設時から使用されてきた円形エンブレムもインテル・ミラノの頭文字 “IM”を基調としたシンプルなデザインになるそうだ。今回の決定は往年のサポーターたちの怒りを買いそうだが、実際、ユベントスは2017年にクラブ創設120…