『BUSINESS INSIDER』によると、アメリカ西部を中心に世界展開する金融機関「Wells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)」が、とあるアンケートを実施。青年男性を対象に行われたこの調査結果で明らかになったのは、あの長澤まさみのプロモーションビデオも記憶に残るスポーツブランド、〈Under Armour(アンダー アーマー)〉の靴が「not cool(ダサい)」という事実。
アンケート対象者の中で、〈adidas(アディダス)〉は70%の高評価、〈Nike(ナイキ)〉には81%の人が高い評価をしている中、〈Under Armour〉の靴を高く評価したのはたった27%だったという。さらに〈Under Armour〉にとって悲劇的なのは、今後〈Under Armour〉の靴を買いたいかという内容の質問の回答結果。買いたいと答えた人たちが17%なのに対し、購入しないだろうと答えている人たちがそれを上回る33%だったという事実。これは対象となったブランドの中で最も悪い結果だったようだ。
しかし、アメリカ国内でこの「Wells Fargo」の調査結果を聞いても驚く人は少ないだろう。と言うのも、NBAプレーヤーKevin Durant(ケヴィン・デュラント)が8月に口にした「Under Armourを履いてプレーしたい奴なんていないよ」という発言で「Under Armour」社の株価が下落したり、数週間前には業績不振によって社内から280名が解雇されるというニュースが報じられていたからだ。
そんな辛すぎる状況の中ではあるが、〈Under Armour〉はこの夏A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)との多角的なパートナーシップを結び、Rocky率いるクリエイティブチーム「AWGE」と共に新たなプロジェクトや商品開発を行っていく。ブランドのスターStephen Curry(ステフィン・カリー)もNBAニューシーズンに活躍してくれるはずなので、今後の汚名返上に期待したい。
〈adidas〉が〈Jordan Brand(ジョーダン・ブランド)〉から全米2位のフットウェアブランドの座を奪ったというニュースはこちらからおさらいしよう。
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Source: HYPE BEAST