アメリカ・ニューヨーク州ホバートに拠点を置く新興カーメーカーの「Bollinger Motors(ボリンジャー・モーターズ)」が、完全電気駆動式のピックアップトラック“B2”を発表した。
この1台は“スポーツ・ユーティリティ・トラック”として2017年に発表した世界初の完全完全電気駆動式トラック“B1”に次ぐ同社にとって2つ目のモデルであり、パワートレイン系はB1の系譜を引き継いで120kWhのバッテリーパック2基使用のスポーツデュアルモーター、電動全輪駆動システム、オフロードにおいても抜群の走破性を実現するハイドロニューマチック・サスペンション、インホイールのポータル・ギア・ハブなどを搭載。DC急速充電器を用いれば僅か75分ほどでフル充電可能、フル充電状態での航続可能距離は200マイル(約320キロ)以上で、最大出力は約520hp、0-100km/h加速は7秒を切るパワフルぶりを誇るようだ。B1との大きな違いはピックアップトラックということからも分かる通り、その大きな荷台。特許取得済みの長尺物輸送用ドアを搭載し、5,000ポンド(約2,268kg)もの積載量を誇る多目的使用可能な1台となっている。
と、ここまで少し細かく電動全輪駆動システムやスペック云々をご説明したが、やはり何よりも気になってしまうのは細かいことを一切無視するかのようにトガりきった武骨&愛嬌たっぷりな直線的デザイン。価格やオプションについては2019年発表、生産はB1と同じ組み立てラインで2020年内予定とのことなので、現時点ではその童心くすぐるデザインを上のフォトギャラリーから確認してみてほしい。
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Source: HYPE BEAST