元〈Givenchy(ジバンシー)〉のクリエティブ・ディレクターとして、ラグジュアリーの世界にいち早くストリートカルチャーを取り入れたRiccardo Tisci(リカルド・ティッシ)。そんなTisciが〈Burberry(バーバリー)〉という新たな舞台で再びファッション界の伝統に風穴を開けようしてる。
2018年3月に同ブランドのチーフ・クリエイティブ・オフィサー就任して以来、その手腕に注目が集まっているが、初陣となる2019年春夏コレクションからデリバリー方式を見直すようだ。従来の単発ドロップという形態から〈Supreme(シュプリーム)〉に代表されるストリートブランドのように、短いスパンでリリースを分散させる計画だという。また、各コレクションのランウェイ終了直後からデリバリーが始まり、年間を通して断続的に行なわれる模様。この理由を〈Burberry〉のCEO、Marco Gobbetti(マルコ・ゴベッティ)は「コレクションの全てを一気に売り出したとして、顧客は一度それらを確認してしまえば、新しい何かが発売されない限り、店頭に足を運ぶ理由がなくなるだろう。我々は常に顧客の関心を引き、彼らと継続的に関わっていくよう働きかけなければならない」と説明している。そして、どうやら先日発表された〈Vivienne Westwood(ヴィヴィアン ウェストウッド)〉とのコラボアイテムもこの形式に則って販売されるようだ。
Riccardo Tisciの〈Burberry〉デビューとなる2019年春夏コレクションは今年9月のロンドン・ファッション・ウィークにてその全貌が明らかになる。今後も同ブランドの動向に注目していこう。
あわせて、芸術的な装飾でカスタムメイクした〈Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)〉のヴィンテージボストンバッグもチェックしてみては?
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Source: HYPE BEAST