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ランウェーは小麦畑。アミ アレクサンドル マテュッシの2019年春夏コレクション。

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小麦畑の丘のように見立てた会場が観客たちの目を奪った、〈アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexander mattiussi)〉のランウェーショー。パリ・メンズファッションウィーク期間中に発表された2019年春夏コレクションは、小説の一場面を切り取ったような物語性を感じさせる内容でした。

デザイナーのアレクサンドル・マテュッシが描いたのは、日常の慌ただしい日々を忘れるための小旅行。週末、都会の喧騒から離れて、田舎でのんびり気ままに過ごすような。

モデルたちの格好もいい感じにどこかノンシャランな雰囲気。肩が落ちたオーバーサイズのチェックのシャツ、古着のような素朴なセーター、着込んだような風合いのデニムのセットアップ…。さらに、ポイントはパンツの丈。あえて丈を短くすることで、コーディネート全体を引き立てています。

今年5月に掲載した『フイナム』のインタビュー記事のなかで、アレクサンドルは自身の目指すところについて「着こなすのが難しくなく、それでいて自分らしさを十分に表現できるファッション、それが僕が目指すファッションであり、デザイナーとしての夢」と語っていました。この言葉の通り、今回提案された服の数々もちょっとした色使いやフォルムが洒落ていて、いますぐにでも着てみたくなるものがたくさんありました。

ブランドのオフィシャルサイトで、早速、ショーの映像が公開されているので、気にあるかたはぜひチェックしてみて下さい。











Text_Ryo Muramatsu


ami alexander mattiussi
www.amiparis.com

Source: フィナム

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