1 アリーズがブランド初のアーカイブブック『Aries Archive』をリッゾーリから発売
- 1.1 〈Aries〉がアーカイブブックを初刊行
  - 1.1.1 ブランドの背景
    - 1.1.1.1 コラボレーションと成功
      - 1.1.1.1.1 『Aries Archive』の内容
        1.1.1.1.1.1 販売情報
- 1.2 『ARIES ARCHIVE』刊行記念ブックサイニングイベント
  - 1.2.1 結論
  - 1.2.2 よくある質問

アリーズがブランド初のアーカイブブック『Aries Archive』をリッゾーリから発売

〈Aries〉がアーカイブブックを初刊行

ロンドン発のラグジュアリーストリートウェアブランド〈Aries（アリーズ）〉が、ブランド初となるアーカイブブック『Aries Archive』を「Rizzoli International Publications Inc.（リッゾーリインターナショナルパブリケーション社、以下Rizzoli）」より刊行する。

ブランドの背景

2009年にソフィア・プランテラ（Sofia Prantera）とファーガス・パーセル（Fergus Purcell）によって設立された〈Aries〉は、ロンドンを拠点にイタリアでデザイン/生産を行い、ストリートシーンに新たな文脈を創出したブランド。ソフィアは90年代に〈SILAS（サイラス）〉を立ち上げ、ストリートカルチャーとハイファッションの融合に長年取り組んできた。一方のファーガスは、〈PALACE SKATEBOARDS（パレススケートボード）〉のロゴデザインをはじめ、数多くの有名ブランドにグラフィックを提供するUKカルチャーのキーパーソンでもある。

コラボレーションと成功

〈Aries〉は設立以来、デイビッド・シムズ（David Sims）やジョシュア・ゴードン（Joshua Gordon）、ミア・ハリファ (Mia Khalifa）などのクリエイターから〈Clarks Originals（クラークスオリジナルス）〉〈Crocs（クロックス）〉〈New Balance（ニューバランス）〉〈Umbro（アンブロ）〉といったグローバルブランドまで、さまざまなコラボレーションを展開してきた。それらに通底するアンダーグラウンドへの深いリスペクトと、揺るぎない美意識によって、彼らははスケーターやカウンターカルチャー愛好家、そして“努力を感じさせないクール”をまとうZ世代のミューズたちから熱狂的な支持を集めてきた。そんな〈Aries〉のブランドエッセンスを余すところなく詰め込んだ、待望のビジュアルアーカイブが登場。

『Aries Archive』の内容

『Aries Archive』は約400ページにわたって、ブランドの10年間の軌跡（ビジュアル、グラフィック、コレクション、コミュニティ、コラボレーション）を網羅。序文は、イタリアで最も影響力のあるファッションジャーナリストの一人であるアンジェロ・フラッカヴェント（Angelo Flaccavento）が寄稿し、アートディレクションは元『i-D Magazine』マガジンのクリエイティブ・ディレクタージョニー・ルー（Johnny Lu）が担当。ムンケン紙を使用するなど、ディテールにこだわる同ブランドらしい上質な仕上がりに。本書は単なるブランドブックに留まらず、鋭く、自由で、クールな〈Aries〉の美意識が凝縮された一冊であり、ストリートウェアを超え、カルチャーの地層に触れる“Planet Aries”へのパスポートと言える。

販売情報

『Aries Archive』は2025年5月13日（火）より原宿の『GR8』をはじめとする一部セレクトショップにて、部数限定で販売開始。また、13日（火）19:00〜20:00には、ソフィア・プランテラによるブックサイニングイベントも『GR8』店内で開催予定。本書の詳細については、こちらでご確認を。