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髙田将伍と佐藤友理による2人展「記録と記憶のあいだ」
開催情報
写真や映像を制作する髙田将伍と映像作家の佐藤友理による2人展「記録と記憶のあいだ」が、flotsam booksにて3月30日(日)まで開催中です。
髙田将伍の作品
1995年生まれの髙田将伍は、「iPhoneによる記録の意義・過去の蓄積とその系譜を辿ること」を主題とした作品を制作しています。
佐藤友理の作品
1994年に生まれた佐藤友理は、武蔵野美術大学造形学部を卒業後、東京藝術大学大学院映像研究科を卒業し、制作を行っています。「『静止』に連想される『死』からの逃避」をテーマに制作しています。
展示内容
本展では、2人の「動画」という媒体による作品を通して、流れ続ける儚い時間に対する想いや記録の意味、記憶との向き合い方を再考する時間を共有します。
髙田将伍のコメント
「極めてプライベートなカメラロールの中では無秩序であったものが、展示という公的な場に並べられることで、自分だけの視点が定まり、それが社会性を持つ展示という行為により自分の手元から社会に戻る」と語り、個々人による数多の視点で捉えられた写真や動画が、メディアにも作品にもなり得る可能性を表現しています。
佐藤友理のコメント
「静止=死」を連想する部分があることから、静止しているものに恐怖を感じることがあるという佐藤は、何かを見つめる時や思い出す時、彼女の中でその光景は必ず動いていると語っています。
映像の意味
映像は、「ある瞬間から過ぎ去り二度とは戻ってこないはずの『動く』という生のエネルギーを保管することができる方法」とし、「夢を見るように、記憶を周遊するように、時間の流れを超越するように、死からの逃避を許してくれる『お守り』である」と語っています。
結論
髙田将伍と佐藤友理の2人展「記録と記憶のあいだ」は、写真や映像を通じて時間、記録、記憶について考える機会を提供しています。それぞれの作品から生の瞬間や動き続ける時間を感じ取ることができます。
よくある質問
Q: 展示の入場料はありますか?
A: 入場は無料です。
Q: 展示の営業時間は?
A: 2:00pm~8:00pmです。水曜日は定休日です。
Q: 展示会場の場所は?
A: 東京都杉並区和泉1-10-7にあるflotsam booksです。
Q: どこで詳細情報を確認できますか?
A: 詳細はwww.flotsambooks.comでご確認いただけます。