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Rewrite and translate this title 「ナオキ タキザワ」がコンセプト一新、クチュール×ハイテクなデザイナーズアスレチックウェアを提案 「ナオキ タキザワ」がコンセプト一新、クチュール×ハイテクなデザイナーズアスレチックウェアを提案 to Japanese between 50 and 60 characters. Do not include any introductory or extra text; return only the title in Japanese.

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 ファッションデザイナーの滝沢直己氏が手掛ける「ナオキ タキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」が、同氏のデザイン事務所 NAOKI TAKIZAWA DESIGNの設立20周年を機にブランドのコンセプトを一新。新たなコンセプトの元、2025年春夏コレクションを発表した。

 滝沢氏は1960年東京生まれ。1982年に三宅デザイン事務所に入社した。1993年には「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」、1999年には「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のデザイナーに就任し、メンズとウィメンズ両ラインを担当。2006年に独立しNAOKI TAKIZAWA DESIGNを設立して以降は、自身のブランドである「ナオキタキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」の発表に加え、2010年から2012年まで「ヘルムートラング(HELMUT LANG)」メンズラインのクリエイティブディレクター、2011年から「ユニクロ(UNIQLO)」のデザインディレクター、2024年からは「無印良品」の衣服・雑貨部企画デザイン室長を務めるなど、多岐にわたって活動している。

 近年はデザイン事務所としての活動強化のため、ナオキ タキザワではシーズン毎のコレクション発表を中止し、パーソナルオーダー形態で継続。今回独立20周年の節目に、長年温めてきたコンセプトを具現化するべくブランドのリニューアルに至ったという。

2025年春夏コレクション

 滝沢氏が新たにコンセプトとして掲げたのは、「デザイナーズ アスレチックウェア(DESINGER’S ATHLETIC WEAR)」。誕生から100年以上の間、老若男女問わず世界中の人々に着用されてきた「フレンチテリー(裏毛)スウェットジャージー」に着目し、同氏が培ってきたクチュールのテクニックと、日本の素材メーカーならではの高い技術力によって生み出された素材を融合した、カットソーアイテムを中心とした計58型からなるコレクションを披露した。

マネキンが並ぶ展示会場の様子

Imaged by FASHIONSNAP

 コレクションでは、「ロイヤルジャージー(Royal Jersey)」、合成繊維による「シルキープリーツ(Silky Pleats)」「ペーパージャージー(Paper Jersey)」の3つのキーマテリアルを用いたシリーズを中心に展開。メインとなるロイヤルジャージーシリーズでは、世界的に評価の高い和歌山県のエイガールズ(A-GIRL’S)社が手掛けた、独特の柔らかな肌触りと軽さを兼ね備えた超長綿の丸編みジャージー素材を使用。オーセンティックなトップグレーカラーのスウェットジャージー素材にクチュールテクニックによる豊かなドレープやジップを用いたギミックをあしらい、ドレスやスカートといったフェミニンなシルエットに落とし込んだ。

グレーのスウェット素材の服を着た5体のマネキン

ロイヤルジャージーシリーズのアイテム

Imaged by FASHIONSNAP

ピンクのスウェット素材の服を着た5体のマネキン

Imaged by FASHIONSNAP

 合成繊維によるジャージーシリーズでは、滝沢氏が東レと協業してナノテクノロジーによって開発した2種類の糸を使用した。絹と同様の形状を持つポリエステル糸「Kinari®」を用いたシルキープリーツシリーズでは、ふわっと柔らかな肌触りと撥水性を兼ね備えたスポーツウェアのようなプリーツアイテムを展開。和紙のような風合いと機能性を両立した繊維「Camifu®」によるペーパージャージーシリーズでは、軽量でシワになりにくくイージーケアなトップスやスカート、ドレスなどをラインナップする。

ラックにハンギングされた服

シルキープリーツシリーズのアイテム

Imaged by FASHIONSNAP

ラックにハンギングされた服

ペーパージャージーシリーズのアイテム

Imaged by FASHIONSNAP

 これまで約20年間にわたって、ユニフォーム製作から皇室の衣装、ユニクロや無印良品まで多様なクライアントワークを手掛けてきた滝沢氏。「これからもいろいろなクライアントワークをやっていきたいと思っている一方で、『自分自身がやりたいことは何なのか』ということを改めて考えた時、カッティングやパターン、デザインを実現させる技術と素材への知識を持ったスタッフが集まる自社のチームだからこそ作ることができる、“今ない服”を作りたいと思った」とブランドの再スタートについて語る。

 また、自身のブランドの新たなテーマに「デザイナーズ アスレチックウェア」を選んだ理由について、「今の時代は、テーラードジャケットを着る人も少なくなり、老若男女誰しもが必ずどこかにジャージー素材を取り入れたリラックス感のある服を着るようになった。それが今のストリートのリアルだと考えた時、それに対してファッションデザイナーがアプローチしたらどのようなものを提案できるかということをやりたかった」と話す。アパレル企業ではなく“デザイン事務所”として、一般的なファッションの流れには乗らずに、今後も季節問わずに着られる「ジャージー」という素材にフォーカスしたものづくりを行っていく予定だという。

滝沢直己氏

滝沢直己氏

Imaged by FASHIONSNAP

 コレクションは、2025年2月中旬ごろから代官山の店舗「ナオキタキザワ フィッティングルーム(NAOKI TAKIZAWA FITTING ROOM)」とブランドの公式オンラインストアで順次展開を予定。これまで同店で実施していたパーソナルオーダーは休止する。「家具屋と一緒にやっている10坪くらいのこじんまりした店舗なのですが、素材やコンセプトなどその時々でラインナップを入れ替えながら、編集ショップのような形で展開していけたらと考えています。ぜひ皆さんにお店に来ていただき、デザイナーが作るアスレチックウェアを楽しんでほしいですね」(滝沢氏)。

2025年春夏コレクション ムービー Video by NAOKI TAKIZAWA

NAOKI TAKIZAWA 2025年春夏

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 ファッションデザイナーの滝沢直己氏が手掛ける「ナオキ タキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」が、同氏のデザイン事務所 NAOKI TAKIZAWA DESIGNの設立20周年を機にブランドのコンセプトを一新。新たなコンセプトの元、2025年春夏コレクションを発表した。

 滝沢氏は1960年東京生まれ。1982年に三宅デザイン事務所に入社した。1993年には「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」、1999年には「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のデザイナーに就任し、メンズとウィメンズ両ラインを担当。2006年に独立しNAOKI TAKIZAWA DESIGNを設立して以降は、自身のブランドである「ナオキタキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」の発表に加え、2010年から2012年まで「ヘルムートラング(HELMUT LANG)」メンズラインのクリエイティブディレクター、2011年から「ユニクロ(UNIQLO)」のデザインディレクター、2024年からは「無印良品」の衣服・雑貨部企画デザイン室長を務めるなど、多岐にわたって活動している。

 近年はデザイン事務所としての活動強化のため、ナオキ タキザワではシーズン毎のコレクション発表を中止し、パーソナルオーダー形態で継続。今回独立20周年の節目に、長年温めてきたコンセプトを具現化するべくブランドのリニューアルに至ったという。

2025年春夏コレクション

 滝沢氏が新たにコンセプトとして掲げたのは、「デザイナーズ アスレチックウェア(DESINGER’S ATHLETIC WEAR)」。誕生から100年以上の間、老若男女問わず世界中の人々に着用されてきた「フレンチテリー(裏毛)スウェットジャージー」に着目し、同氏が培ってきたクチュールのテクニックと、日本の素材メーカーならではの高い技術力によって生み出された素材を融合した、カットソーアイテムを中心とした計58型からなるコレクションを披露した。

マネキンが並ぶ展示会場の様子

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 コレクションでは、「ロイヤルジャージー(Royal Jersey)」、合成繊維による「シルキープリーツ(Silky Pleats)」「ペーパージャージー(Paper Jersey)」の3つのキーマテリアルを用いたシリーズを中心に展開。メインとなるロイヤルジャージーシリーズでは、世界的に評価の高い和歌山県のエイガールズ(A-GIRL’S)社が手掛けた、独特の柔らかな肌触りと軽さを兼ね備えた超長綿の丸編みジャージー素材を使用。オーセンティックなトップグレーカラーのスウェットジャージー素材にクチュールテクニックによる豊かなドレープやジップを用いたギミックをあしらい、ドレスやスカートといったフェミニンなシルエットに落とし込んだ。

グレーのスウェット素材の服を着た5体のマネキン

ロイヤルジャージーシリーズのアイテム

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ピンクのスウェット素材の服を着た5体のマネキン

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 合成繊維によるジャージーシリーズでは、滝沢氏が東レと協業してナノテクノロジーによって開発した2種類の糸を使用した。絹と同様の形状を持つポリエステル糸「Kinari®」を用いたシルキープリーツシリーズでは、ふわっと柔らかな肌触りと撥水性を兼ね備えたスポーツウェアのようなプリーツアイテムを展開。和紙のような風合いと機能性を両立した繊維「Camifu®」によるペーパージャージーシリーズでは、軽量でシワになりにくくイージーケアなトップスやスカート、ドレスなどをラインナップする。

ラックにハンギングされた服

シルキープリーツシリーズのアイテム

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ラックにハンギングされた服

ペーパージャージーシリーズのアイテム

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 これまで約20年間にわたって、ユニフォーム製作から皇室の衣装、ユニクロや無印良品まで多様なクライアントワークを手掛けてきた滝沢氏。「これからもいろいろなクライアントワークをやっていきたいと思っている一方で、『自分自身がやりたいことは何なのか』ということを改めて考えた時、カッティングやパターン、デザインを実現させる技術と素材への知識を持ったスタッフが集まる自社のチームだからこそ作ることができる、“今ない服”を作りたいと思った」とブランドの再スタートについて語る。

 また、自身のブランドの新たなテーマに「デザイナーズ アスレチックウェア」を選んだ理由について、「今の時代は、テーラードジャケットを着る人も少なくなり、老若男女誰しもが必ずどこかにジャージー素材を取り入れたリラックス感のある服を着るようになった。それが今のストリートのリアルだと考えた時、それに対してファッションデザイナーがアプローチしたらどのようなものを提案できるかということをやりたかった」と話す。アパレル企業ではなく“デザイン事務所”として、一般的なファッションの流れには乗らずに、今後も季節問わずに着られる「ジャージー」という素材にフォーカスしたものづくりを行っていく予定だという。

滝沢直己氏

滝沢直己氏

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 コレクションは、2025年2月中旬ごろから代官山の店舗「ナオキタキザワ フィッティングルーム(NAOKI TAKIZAWA FITTING ROOM)」とブランドの公式オンラインストアで順次展開を予定。これまで同店で実施していたパーソナルオーダーは休止する。「家具屋と一緒にやっている10坪くらいのこじんまりした店舗なのですが、素材やコンセプトなどその時々でラインナップを入れ替えながら、編集ショップのような形で展開していけたらと考えています。ぜひ皆さんにお店に来ていただき、デザイナーが作るアスレチックウェアを楽しんでほしいですね」(滝沢氏)。

2025年春夏コレクション ムービー Video by NAOKI TAKIZAWA

NAOKI TAKIZAWA 2025年春夏

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